「終わりのセラフ4」あらすじ&感想 優一郎とミカエラが再会!しかし不穏なバケモノ登場の第4巻

天使 終わりのセラフイメージ マンガ

「終わりのセラフ4」のあらすじ&感想です。

このページは「終わりのセラフ4」をネタバレありで紹介しています。

前巻「終わりのセラフ3」のあらすじ&感想は↓

「終わりのセラフ4」基本情報


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表紙は、優一郎とミカエラの敵である吸血鬼フェリド・バートリーです。

いかにも何か企んでいそうな顔をしていますが、本当に悪いことをたくさん企んでいます。

しかし、吸血鬼の貴族らしく品があり「終わりのセラフ」きっての美形キャラです。

「終わりのセラフ」シリーズ全体の入門編読む順番を知りたい方は↓をチェックしてみてください。

「終わりのセラフ4」あらすじ

前巻「終わりのセラフ3」では、新宿において日本帝鬼軍と吸血鬼の全面戦争が始まりました。

日本帝鬼軍側には優一郎、吸血鬼側にはミカエラとかつての『家族』が敵同士となってしまいました。

しかし、本人たちはまだその事実を知りません。

「終わりのセラフ4」では、ついに離ればなれになっていた優一郎とミカエラが4年ぶりに再会を果たします!

そんな「終わりのセラフ4」のあらすじを掲載します。

吸血鬼との新宿攻防戦、貴族を相手に苦戦するグレンのチーム。圧倒的力を前になす術なく敗北を喫してしまうのか…。そこに駆けつける優一郎は、鬼刀・阿朱羅丸を引き抜き敵に斬り付けるのだが、その相手とは!?

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ここからは「終わりのセラフ4」の各話あらすじ&感想をまとめていきます。

第十二話 安全なクスリ

吸血鬼と戦争の中心地である新宿に辿り着いたシノア隊の5人。

襲いかかる吸血鬼たちをなぎ払いつつ、グレンたちがいる最前線へひた走ります。

と、走りながら突然、シノアの講義がスタート。

走りながら話せるとは、さすが吸血鬼殲滅部隊。常人とは鍛え方が違います。

講義の内容は『薬』。

見た目は白い錠剤ですが、何でも飲むとパワーアップし吸血鬼の貴族とも戦えるようになるとか。

その薬の効果は

  • 1錠服用→1.5倍
  • 2錠服用→1.8倍
  • 3錠服用→内臓が破裂し死亡

サブタイトル『安全なクスリ』という言葉は真っ赤な嘘でした・・・。

契約している武器の鬼とより同化し、力を引き出しやすくする薬なので、普通に危険です。

しかし、この超危ない薬を飲まないと瞬殺されるので、選択肢はありません。

シノアが優一郎にそんな説明をしている一方、最前線で吸血鬼と戦っているグレンはその例の薬を服用し戦っていました。

しかも、その相手はミカエラ。

第3位始祖・クルルの血により吸血鬼となったミカエラは、吸血鬼の貴族に匹敵する力を持ち、人間最強のグレンですら圧倒します。

けれど戦闘経験ではグレンの圧勝。

部下の時雨・五士などと協力しながら、ミカエラを追い詰めます。

いよいよミカエラが危ない、となったところで高みの見物中だったフェリドがサクッと助け、逆にグレンが窮地に陥ります。

追い詰めたミカエラがグレンの心臓を剣で突き、トドメを刺そうとします。

が、そこでミカエラを止めに入ったのが優一郎でした。

花緒
花緒

衝撃の再会・・・。恩人を殺そうとした相手が、死んだと思っていたミカエラだったなんて・・・。

第十三話 幼馴染みのサイカイ

グレンを助けるためミカエラに刀を突き刺してしまった優一郎。

至近距離で向かい合った2人は、お互いの姿を認め、動揺が隠せません。

グレンにトドメを刺すよう言われても、もちろんミカエラを殺すことなどできない優一郎。

一旦引き、隊の仲間にミカエラがいることを告げます。

優一郎の姿を目にして、より一層「優一郎を救う」決心を新たにしたミカエラ。

吸血鬼側にはフェリドだけでなく、第十話で闘ったクローリー・ユースフォードも加わり、いよいよ戦争が本格化していました。

その様子を横目に、ミカエラは優一郎に「僕と逃げよう」と提案し、半ば強引に連れ去ります。

ミカエラに連れ去られながら、優一郎の目に飛び込んできたのは吸血鬼たちとの戦いに敗れ、吸血されているシノア隊の仲間たちでした。

仲間たちの無残な姿を目にした優一郎は我を忘れ、目から黒い涙を流しつつ、意識が遮断。

阿修羅丸が待つ精神世界へトリップしてしまいます。

精神世界で「君の人間じゃない部分の暴走が始まる」と語る阿修羅丸。

彼が見つめる先にはラッパを吹く天使が飛んでいました。

一方、現実の優一郎は、背中から真っ黒な羽を生やし暴走を開始。

刀の一振りで隕石並みの巨大クレーターを発生させる規格外の強さを見せつけ、形成を一気に逆転させてしまいます。

バケモノじみた、というかバケモノそのものになり、体を乗っ取られてしまった優一郎は、たまたま目の前にいたシノアに襲いかかろうとしていました・・・。

花緒
花緒

吸血鬼でも鬼でもないバケモノになってしまった優一郎。以前も阿修羅丸は「優一郎には人間じゃない部分がある」と言っていましたが、まさに、その「人間じゃない部分」が暴走してしまいました。

第十四話 みんなツミビト

バケモノに乗っ取られ、「罪人は皆殺しだ」と言いながら、目の前にいたシノアを襲おうとする優一郎。

明らかに正気を失っている優一郎はシノアを仲間とも認識できず、元々負傷していたシノアも逃げることができず2人の距離は徐々に縮まってしまいます。

ついに優一郎がシノアに襲いかかろうとしたとき、窮地を救ったのはミカエラでした。

ただ、ミカエラはシノアを救ったわけではなく、優一郎に人を殺させたくなかっただけでした。

花緒
花緒

ミカエラにとって何よりの優先事項は「優一郎を守ること」ですからね。

窮地を救われたものの、優一郎は未だバケモノに囚われたまま。

そこでグレンはシノアに「優一郎に抱きつけ」と命令し、シノアは実行。

それにより暴走は抑えられ、そのまま優一郎は気絶してしまいます。

花緒
花緒

ヒロインのハグで正気に戻るなんて・・・、ちょっとロマンチックですよね。

ちなみに、グレンはシノアに命令を下しつつ、フェリドに捕らえられ首を締め上げられたりしていました。

いよいよグレンもこれまでか、と思われた矢先、日本帝鬼軍の主力部隊が駆け付け、形勢は一気に人間側に有利となります。

さすがに分が悪いと判断し、フェリドたち吸血鬼は戦線離脱。

ミカエラは最後まで優一郎を連れ帰ろうとしましたが、フェリドに凄まれ諦めます。

そしてまた優一郎とミカエラは離ればなれになってしまいました。


新宿での全面戦争から5日後。

シノアは日本帝鬼軍の新宿官舎の地下に来ていました。

その地下には、戦いなどで捕らえた吸血鬼たちを被検体にした実験施設がありました。

そして、その実験施設の奥にはグレンの姿が。

シノアは戦争が終わってから5日間、優一郎のことを聞き出すため、ずっとグレンのことを探していたのです。

戦争での優一郎の暴走、そして優一郎専用に配合されたという薬について問い詰めるシノア。

シノアの問いに対し人体実験をほのめかすグレン。

吸血鬼を倒すため、ヨハネの四騎士と戦うため、数え切れないほどの犠牲の上で作り出した鬼呪装備を例に出し、人体実験の正当性を説きます。

その鬼呪装備を生み出したのが、シノアの姉・柊真昼であることが明かされます。真昼がどのように・どうして鬼呪装備を生み出したのかはライトノベルの方で明かされていきます。

最後に「薬の効果は5日で消える」との言葉をかけ、グレンはシノアを追い出します。

花緒
花緒

初登場からずっと一貫して飄々とした態度を貫いてきたシノアが初めて人間らしい感情・表情を見せる回でもあります。このシノアの優一郎に対する恋心、執着が後の展開に響いてきていまいます・・・。

第十五話 交錯するカンケイ

新宿での戦争は人間・吸血鬼双方に大きな打撃を与えました。

そんな吸血鬼たちの間では、暴走した優一郎に対し『人間が世界を滅ぼしかねない禁忌の研究<終わりのセラフ>に手を出した』とウワサになっていました。

花緒
花緒

吸血鬼すら恐れさせる暴走した優一郎。その研究の名がタイトルでもある「終わりのセラフ」だったのですね。

また、吸血鬼が新宿を襲った本当の目的は「終わりのセラフ」の実験体・優一郎の回収だったとのこと。

それを企てていたのがフェリド・バートリーだったらしいのですが、フェリドの胸の内は吸血鬼にも読めない謎のようです。

その一方、日本帝鬼軍内では、暴走の後眠り続けていた優一郎が目を覚ましました。

ちなみに、グレンは「薬の効果は5日で切れる」と言っていましたが、優一郎は7日間も昏睡状態でした。

優一郎が目を覚ましたと聞き、病室には仲間たちが集まります。

そこで新宿戦争の顛末を聞き、さらにミカエラが再び吸血鬼たちに連れられていったことも知ります。

シノア隊の5人全員が生き残っていたことに喜びつつ、優一郎はミカエラの身を案じます。

ミカエラも優一郎を救い出す決心をさらに強めていました。


優一郎とミカエラのそれぞれがお互いを「救う」と決心していた頃、吸血鬼フェリドが何者かと密談していました。

フェリドは計画が順調に進んでいると話しつつ、相手に吸血鬼側の研究資料を渡します。

つまり、話し相手は日本帝鬼軍の人間であることが示唆されています。

フェリドとの内通者とは誰なのか?

という気になるところで4巻は終わってしまいます。

「終わりのセラフ4」初登場キャラクター

「終わりのセラフ4」には初めて登場するキャラクターはいませんでした。

ただ、優一郎と契約した刀の鬼・阿修羅丸が初めて、しっかり姿を現す巻ではあります。

また、やや貴重なオールバック姿の戦闘モード・一ノ瀬グレンがお目見えする巻でもあったりします。

「終わりのセラフ」1~4巻までのまとめ

「終わりのセラフ4」のあとがきにも書かれていますが、4巻は第1次クライマックス、第一部完結、といった内容です。

優一郎とミカエラの別れから再会までが描かれ、謎として

  • フェリドの内通者
  • フェリドの計画
  • 研究『終わりのセラフ』
  • 優一郎の暴走
  • シノアの姉・柊真昼

などが提示されます。

また、そもそも『なぜ未知のウイルスが蔓延したのか』という根本の謎もあります。

1~4巻までは世界観の説明とキャラクター紹介、これから解き明かされる謎の提示といった展開なので、謎は深まりっぱなしです。

5巻以降は物語がどんどん深まり、戦闘も激しくなります。

優一郎とミカエラの再会を期待しつつ「終わりのセラフ4」のあらすじ&感想を切り上げます。

続刊「終わりのセラフ5」のあらすじ&感想は↓

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