「終わりのセラフ5」あらすじ&感想 第2部スタート!柊家・鬼呪装備の謎が明かされる第5巻

弓矢 アーチェリー 終わりのセラフ5イメージ マンガ

「終わりのセラフ5」のあらすじ&感想です。

このページは「終わりのセラフ5」をネタバレありで紹介しています。

前巻「終わりのセラフ4」のあらすじ&感想は↓

「終わりのセラフ5」基本情報


終わりのセラフ 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)

表紙は優一郎と一番最初に仲良くなった早乙女与一です。

見た目は小柄で可愛らしいですが、今後とにかく頼りになる存在でもあります。

与一という名前だけあり、弓使いでもあります。

「終わりのセラフ」シリーズ全体の入門編読む順番を知りたい方は↓をチェックしてみてください。

「終わりのセラフ5」あらすじ

前巻「終わりのセラフ4」では死んだと思っていたミカエラと再会。

しかし、優一郎の暴走などの要因が重なり再び2人は離ればなれになってしまいました。

それでもミカエラが生きていた事を知った優一郎は、いつか必ず救い出すという決心を胸に、前を向くことができました。

それは、生きている優一郎を目にしたミカエラも同じ。

優一郎とミカエラの別れから再会までが描かれ、第1部が完結。

「終わりのセラフ5」からは第2部スタートとして、新展開に突入します。

そんな「終わりのセラフ5」のあらすじを掲載します。

意識を戻した優一郎に、柊家の過酷な尋問が降りかかる…。柊家の傲慢な態度に接し、優一郎は改めて仲間の大切さを実感する。ミカエラを救うため、仲間のため、優一郎は更なる《鬼呪装備》強化の修業に燃えるが!?

終わりのセラフ5―Amazon.co.jp

ここからは「終わりのセラフ5」の各話あらすじをまとめていきます。

第十六話 人間のセカイ

新宿での戦争(吸血鬼たちの新宿襲撃戦)から7日後、意識を取り戻した優一郎は呪術資料室で調べ物をしていました。

勉強嫌いの優一郎が資料室で調べ物なんて、真夏に雪が降りそうな案件ですね。

優一郎を探しにきたシノアは、彼に「絶対安静」と告げつつ、優一郎が『吸血鬼を人間に戻す方法』を調べている事を知り、自らが持つ知識を優一郎に伝えます。

人間の吸血化
  • 人間の吸血鬼化はめったに起きない
  • 『人間を吸血鬼に変える権限』を持つのは貴族のみ

さらに、吸血鬼の強さは『生きた年数』と『主の能力』に色濃く反映されるとも教えられました。

この情報を得た優一郎は、ミカエラがフェリドによって吸血鬼化したと推測します。

実際にミカエラを吸血鬼に変えたのは、吸血鬼の女王にして第3位始祖であるクルル・ツェペシです。ただし、この時点では、まだ優一郎はクルルの存在を知らないのでフェリドと誤解するのも無理ありません。

花緒
花緒

優一郎にとってミカエラを救うとは『吸血鬼から人間に戻す』ということなのですね。

そんな風にシノアと話している中、突如、放送により、優一郎が日本帝鬼軍の新宿中央軍官舎・一号執務室に呼び出されます。

放送を一緒に聞き柊家からの呼び出しと察したシノアは、優一郎に「柊家は怖い人ばかり」なので気を付けるよう忠告します。

呼び出しに素直に出向く優一郎。

すると、新宿中央軍官舎の建物前でグレンが待ち伏せていました。

グレンは「柊家に取り込まれるな」と忠告しますが、優一郎は「もう仲間(グレンたち)を見捨てたり裏切ったりはしない」と断言。

一号執務室前では、今取り調べから解放されたばかりの三葉と出会います。

「戦場で活躍していないのに、名門・三宮家の人間だから昇進する」と自分を卑下する三葉。

そんな三葉をサラリと励ます優一郎。

こういう無意識の気遣いが優一郎がモテる要因ですね。

また、三葉は取り調べで「吸血鬼に仲間がいる疑いのある危険人物を見張れ」と言われたと告げます。

危険人物の疑いがあるため、優一郎は呼ばれたようです。

別れ際に「柊家は怖いところだ」と優一郎に伝えて去る三葉。

シノアと三葉、柊家をよく知る2人ともが「怖い」と語る柊家。

よほどヤバい人たちなのでしょう・・・。

そのヤバさは一号執務室に入った瞬間に表れました。

踏み絵と称し、非武装の吸血鬼に襲わせ、優一郎が殺せるかどうかを判断するという鬼畜ぶり。

優一郎は一太刀で斬ったものの、もし躊躇っていたら速攻で死んでいたでしょう。

そして、その部屋で待っていたのは、日本帝鬼軍の中将である柊暮人でした。

第十七話 呪うモルモット

冒頭、グレンが<黒鬼 柊真昼>と会話するシーンからスタート。

さらに、その後のシノアと三葉の会話で、柊真昼は柊家次期当主と謳われた天才とも表されています。

しかし、次期当主に一番近い立場にあったにも関わらず、真昼は柊家を裏切り死亡。

とにかく、現時点では謎が多い人物ですね。

柊真昼について
  • シノアの姉
  • グレンの幼馴染み(ライトノベル情報)
  • 鬼呪装備を作った人物
  • 柊家次期当主と目された天才
  • 8年前に柊家を裏切り死亡
  • 現在は<黒鬼>となりグレンと会話できる立場
    • グレンの鬼呪装備の名前が『真昼ノ夜』ということにも関係あり?

そんなこんなで柊真昼の情報が小出しにされつつある中、一号執務室に入った優一郎を待ち構えていたのは現当主・柊天利の息子で、次期当主の柊暮人。

暮人は面接試験と称し、鬼呪を発動せず自分と戦うよう命令します。

命令通り刀を構える優一郎ですが、暮人は堂々と約束を破り、鬼呪を発動し優一郎を追い詰めます。

当然怒る優一郎。

しかし暮人は素直に命令に従ったと満足します。

が、そんな暮人に対し、優一郎は背中から襲いかかります。

不意を突かれた暮人は動けませんでしたが、暮人の従者・三宮葵が守ったことで暮人は助かりました。

ちなみに、三宮葵は三葉の姉でもあります。

とても失礼な行為をした優一郎ですが、暮人は大して怒らず、続いて控えていた柊深夜と戦うよう指示します。

深夜は刀ではなく銃を使い、優一郎を圧倒。

遠距離戦闘タイプの深夜にボロ負けし悔しがる優一郎ですが、深夜は鬼呪装備の使い方を教わってないから仕方がないと慰めます。

ここでようやく鬼呪装備の戦闘タイプ『憑依化』・『具現化』の名称が明かされます。

また、吸血鬼のスパイと疑われている優一郎ですが、同じく深夜もまたグレンと仲が良いという理由でスパイの嫌疑がかけられていました。

優一郎との面識がない、と見なされ深夜の嫌疑は一応晴れたものの、優一郎への尋問は再開。

口を割らせる目的で連れてこられたのは、拷問を受けている真っ最中の与一・君月でした。

相変わらず狂った組織で、優一郎が吸血鬼のスパイであることを否定すると2人の背中にナイフを突き刺す残酷さです。

それでも、優一郎は本当にスパイではないので否定し続けます。

すると暮人は、優一郎の『百夜』という名字は、かつて日本で最大の権力を誇った呪術組織『百夜教』に関連するものと伝えます。

さらに『百夜教』は孤児院に集めた子どもを使い、呪力による人体実験をしていたことも明かしました。

優一郎にとってはもちろん初耳です。

しかし、阿修羅丸が「もうすでに1割ほど人間じゃない」と語っていたこととも合致します。

それだけ伝えると、暮人は優一郎や与一・君月を解放。

解放を待っていたシノア・三葉と落ち合います。

また、同じく待ち受けていたグレンに隠していること、鬼呪装備の使い方を教えろと迫り、グレンは了承します。

第十八話 憑依するマヒル

前話でサラッと言及された鬼呪装備の説明がメインのお話です。

※鬼呪装備の説明は<まとめ>シノア隊5人の鬼呪装備 を参照してください。

シノアが新宿にあるビルの屋上に上がると、そこには優一郎が待っていました。

2人は説明を受けるためにグレンとの待ち合わせをしていたのです。

グレンを待つ間、優一郎はシノアに「吸血鬼からミカエラを取り戻すときに助けてくれ」とお願いします。

優一郎にとってはなんてことないお願いでしたが、シノアにとっては「初めて人に頼られた瞬間」でした。

花緒
花緒

だんだんとシノアにとって優一郎の存在の重要度が増してきていますね。

そんな中、待ちわびていたグレンが登場。

早速、鬼呪装備の説明として、シノアに契約している鬼・四鎌童子を具現化させます。

女の子が持つには禍々しい武器です。

次に、グレンが実践形式で憑依化を教えます。

鬼呪の力に圧倒され、屋上から下に吹っ飛ばされる優一郎。

※この後、無傷で戻ってきます。

しかし、刀に鬼呪を込めるとき、グレンが「真昼」と話しかけたのをシノアは聞き逃しませんでした。

グレンに武器を向けるシノア。

刀の中で姉・真昼が生きていて、グレンに取り憑いているのではと危惧したのです。

鬼呪に取り憑かれ、鬼となり死んだ真昼。

その真昼の命令により、グレンが優一郎に危害を加えようとしているのを、シノアは見過ごせなかったのですね。

花緒
花緒

他人に対してとにかく淡泊なシノアが優一郎に肩入れするようになっていく。自分でも気付かないうちに恋心を抱き始めていました。

グレンは真昼が刀の中に鬼として封じられていることを認めます。

しかし、真昼の力は抑制されていると取り憑かれていることは否定します。

シノアはこの言葉を信じたわけではありませんでしたが、この話は打ち切りになりました。

グレンが去る直前、優一郎は暮人に知らされた『百夜教の実験体』の真偽を尋ねます。

するとグレンは優一郎が実験体であったことをあっさり認め、利用価値があるから助けたと言い放ちます。

聞きようによってはメンタルがボロボロになりそうな言葉ですが、優一郎は逆に奮い立ち、同じ孤児院にいたミカエラも必要としてくれるか、と尋ねます。

その言葉にグレンは了承し、みんなで家族を取り戻せばいいと話し、去って行きます。

最後にシノアが「中佐(グレン)は信じられるが、姉(真昼)は平気で裏切る人だ」と意味深な独り言呟き終わります。

グレンとシノアの話の中で、ウイルス蔓延の際吸血鬼が現れた理由が『人口激減による血液不足を恐れて管理』と説明されました。他にも理由はありそうですが、意外と現実的な理由です。

第十九話 暴走のリユウ

鬼呪装備についての説明が終わり、続いては早速、鬼呪装備の訓練にうつります。

新宿の防御壁から外に出て、壁内に被害が及ばないところまで離れてから行われます。

ある程度距離を取らないと、訓練に失敗して鬼に乗っ取られたときに一般人に被害が出るとのこと。

相変わらず、死と隣り合わせの危険な訓練ですね・・・。

いざ、シノア隊の男子3人の訓練をスタート、の前に、与一は訓練なしで鬼呪装備を使いこなしていることが発覚し免除。

1人で軽々とヨハネの四騎士を倒す実力を身に付けていました。

最初は一番適性がないとボロクソに言われていましたが、今では一番優秀な戦闘員です。

鬼呪装備の憑依化・具現化について簡単に説明があり、早速、訓練スタート。

※鬼呪装備の説明は<まとめ>シノア隊5人の鬼呪装備 を参照してください。

君月を差し置いて、優一郎が刀に血を吸わせ、その直後意識を失います。

シノア・三葉は優一郎の不慮の暴走に備え構えますが、何とか暴走せずにはすみました。

これからおよそ20時間、優一郎と鬼との会話を見張り続けなければなりません。

過酷ですね・・・。

すると、優一郎が意識を失っている間、君月が柊家や日本帝鬼軍への不信感を露わにします。

悪くないのに無理やり拷問されていた(十七話)のですから無理はありませんね。

同じく拷問を受けた与一も同じ考えのようでした。

本当に仲間なのか、という君月と与一の言葉にシノアは「優一郎が目覚めたら全部打ち明ける」ことを約束します。

花緒
花緒

5巻の最終カットは、血に飢える吸血鬼ミカエラ。優一郎は曲がりなりにも仲間と信頼を深めているのに、ミカエラはずっと孤独です。その両者の対比が最後のページで突きつけられます。

「終わりのセラフ5」初登場キャラクター

「終わりのセラフ5」に初めて登場したキャラクターをまとめます。

  • 十七話
    • 柊真昼
    • 三宮葵

<まとめ>シノア隊5人の鬼呪装備

「終わりのセラフ5」ではシノア隊5人全員の鬼呪装備が明らかとなりました。

覚え書きとして、5人の鬼呪装備の名前・装備の形状をまとめてみます。

保持者鬼呪装備の名前装備の形状
百夜優一郎阿修羅丸
柊シノア四鎌童子
早乙女与一月光韻弓矢
君月士方鬼籍王双剣
三宮三葉天字竜
シノア隊の鬼呪装備まとめ

このうち、優一郎・君月の鬼呪装備は保持者に憑依しパワーアップさせる『憑依化』タイプ、シノア・与一・三葉の鬼呪装備は装備の鬼を外に出し特殊な力で戦う『具現化』タイプとなります。

憑依化

装備保持者に憑依し、パワーアップさせる『憑依化』タイプ。

『憑依化』は近接向きで、威力が大きいのが特徴です。

しかし、鬼の性格が悪いことが多く、凶暴で扱いにくいというデメリットが。

武器をコンパクトにしまうことも難しいので、優一郎のようにずっと腰に提げている必要があります。

具現化

鬼を装備の外に出し、特殊な力で戦わせる『具現化』タイプ。

威力はやや劣るものの、近接・中距離・遠距離など戦闘ヴァリエーションが豊富です。

与一の弓など遠距離から敵を仕留めることができますが、装備から鬼を出すことで保持者が弱体化してしまうのが難点。

しかし、普段は武器を消せたり、コンパクトな姿に変化させられる使い勝手の良さがあります。

花緒
花緒

鬼呪装備は持っているだけでも超パワーアップできる武器ですが、この力を上手く使いこなすことで吸血鬼の貴族とも渡り合える戦闘能力を得ることができるのですね。

人体実験されていた、本人も知らない優一郎の秘密。

さらに、まだ力のほとんどを使えていなかった鬼呪装備の説明など、世界観の説明が多い巻でした。

派手なアクションが少ない地味な展開が続きましたが、ここから怒濤の戦闘が開幕するので、まずはここで一旦予習&復習といったところですね。

ここまで「終わりのセラフ5」のあらすじ&感想でした。

続刊「終わりのセラフ6」のあらすじ&感想は↓

タイトルとURLをコピーしました