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【初心者向け】「終わりのセラフ」の入門ガイド★どのシリーズから読むべきか解説します

天使 ファンタジー
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少年マンガでは「人間」対「異形」のアクション作品が人気ですよね。

特に有名どころだと、最近では「鬼滅の刃」があります。

「鬼滅の刃」のような対「鬼」も人気ですが、それと引けを取らない人気の敵が「吸血鬼」。

今回は、そんな人間と吸血鬼の戦いを描いた作品「終わりのセラフ」をご紹介します。

といいたいとこですが、この「終わりのセラフ」はとにかくシリーズが多いのです!

そこで、今回は「終わりのセラフ」初心者向けに、簡単なあらすじと、どのシリーズから読めば良いのかを説明していきます。

★コミックス&ライトノベルの読む順番ガイドは↓★

「終わりのセラフ」のあらすじ

「終わりのセラフ」は人間と吸血鬼の戦いを描いた作品です。

主人公は百夜優一郎(ひゃくやゆういちろう)、16歳。

物語は、優一郎が8歳の時に未知のウイルスで世界が崩壊するところから始まります。

ウイルスにより12歳以上の大人たちは一部を除き全滅。

残された子どもたちのほとんどは、人間に代わり世界の支配者となった吸血鬼たちの「エサ」として生かされることになります。

世界崩壊から4年後、吸血鬼たちに生かされていた12歳の優一郎はいっしょに暮らす親友の百夜ミカエラら子どもたちと一緒に逃げ出すことを決意。

ある夜、吸血鬼たちの元から脱出を図る・・・。

というのがネタバレなしのあらすじです。

ちなみに、ここまででマンガ「終わりのセラフ」の1話の途中までとなります。

人間と「鬼」の戦い。

「終わりのセラフ」では「吸血鬼」ですが、少年マンガではとてもありふれた設定ですよね。

しかし、ありふれた設定ということは、それだけ面白いということでもあります。

この「終わりのセラフ」は同時進行でいくつものシリーズが展開している作品です。

ずっと追っているわたしのようなファンならともかく、初めて触れる方は間違いなく混乱します!

そこで、ここからは「終わりのセラフ」シリーズを作品ごとに説明していきます。

マンガ「終わりのセラフ」について

マンガ「終わりのセラフ」は3作品に分かれます。

マンガ「終わりのセラフ」
  • 「終わりのセラフ」(集英社・ジャンプコミックス)
  • 「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」」(講談社コミックス月刊マガジン)
  • 「セラぷち」(集英社・ジャンプコミックス)

以下、それぞれの説明です。

「終わりのセラフ」

ジャンプコミックス「終わりのセラフ」は、シリーズ全体の柱となるオリジナルシリーズです。

2012年に連載開始、2013年1月にコミックス第1巻が発売。

コミックス第1巻の詳しいあらすじ&感想は↓

既刊25巻です。(2021年11月現在)

※公式ファンブックとして8.5巻・TVアニメ公式ファンブック108巻もあります。

ちなみに、連載を開始したのは2012年9月。

よって、集英社・ジャンプコミックスの「終わりのセラフ」がどのシリーズよりも先に世に出ているので、今作がオリジナルと言えるでしょう。

舞台は世界崩壊後の日本、主人公は百夜優一郎です。

前述したあらすじ通りに物語が展開していきます。

「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」

講談社コミックス「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」は、後述する小説「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」のコミカライズ版です。

第1巻は2017年11月発売。

2021年2月時点で既刊9巻です。

内容はライトノベル版と同じです。詳しくは小説の方でご紹介します。

「セラぷち」

「セラぷち」は、ジャンプコミックス「終わりのセラフ」の公式スピンオフマンガです。

1巻は2015年12月に発売、既刊1巻です。

原作でおなじみのキャラクターたちが二頭身姿になり、本編からはあり得ないほどゆる~い世界を構築しています。

小説「終わりのセラフ」について

小説「終わりのセラフ」は以下の3作品に分かれます。

小説「終わりのセラフ」
  • 「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」(講談社ラノベ文庫)
  • 「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、19歳の世界再誕」(講談社ラノベ文庫)
  • 「終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語」(集英社・JUMP J BOOK)

小説の方もそれぞれ説明していきます。

「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」

講談社ラノベ文庫「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」は、ジャンプコミックス「終わりのセラフ」と同時の2013年1月に刊行した兄弟作品です。

全7巻、完結しています。

ちなみに「破滅」の部分は「カタストロフィ」と読みます。

主人公は、ジャンプコミックス「終わりのセラフ」にも登場する一ノ瀬グレン。

物語の舞台は、そんな一ノ瀬グレンが16歳だった(ジャンプコミックスより)8年前になります。

8年前と言えば、世界が崩壊したまさにその年です。

そう、この「16歳の破滅」では、どうして世界が崩壊したのかが明かされます。

ジャンプコミックス「終わりのセラフ」の物語に直結しているので、合わせて読むと物語の世界観にグッと深みが増します

「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、19歳の世界再誕」

講談社ラノベ文庫「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、19歳の世界再誕」は、同じく講談社ラノベ文庫「16歳の破滅」の続編です。

第1巻は2017年12月発売。

2021年2月時点で既刊2巻となっています。

続刊は近日中に発売される予定です。

タイトルは変わっていますが、「16歳の破滅」と話は完全につながっています。

そのため「19歳の世界再誕」を読む時は、あらかじめ「16歳の破滅」を読んでおきましょう

また、タイトルの「世界再誕」は「リザレクション」と読みます。

「19歳の世界再誕」は「16歳の破滅」で崩壊した世界のその後を描いた作品です。

何がどうなってジャンプコミックス「終わりのセラフ」の世界につながっていくのかが解き明かされていくのでしょう。

「終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語」

ジャンプブック「終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語」は、ジャンプコミックスや講談社ラノベ文庫からするとスピンオフ的な立ち位置の小説です。

「吸血鬼ミカエラの物語」では、本来なら敵の立ち位置にいる吸血鬼を主人公としたシリーズとなります。

第1巻は2015年12月発売。

既刊2巻、まだまだ続く予定です。

「終わりのセラフ」シリーズの発売日一覧

「終わりのセラフ」シリーズを簡単にまとめましたが、ややこしいですね。

ずっと追っているファンでも「ややこしい!」と感じる複雑さでした。

少しでもわかりやすくするために、シリーズ作品の第1巻を発売日順に並べてみます。

「終わりのセラフ」シリーズ第1巻の発売日
  • 2013年1月
    ジャンプコミックス「終わりのセラフ」
    講談社ラノベ文庫「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」 

  • 2015年12月
    ジャンプコミックス「セラぷち」(全1巻)
    ジャンプブック「終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語」

  • 2016年12月
    講談社ラノベ文庫「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」完結

  • 2017年11月
    講談社コミックス「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」
  • 2017年12月
    講談社ラノベ文庫「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、19歳の世界再誕」

時系列にまとめても、やはりややこしいですね!

まとめ:「終わりのセラフ」初心者が読むべきなのは?

「終わりのセラフ」をこれから読みたい方はまずジャンプコミックス「終わりのセラフ」を読むべきです。

ジャンプコミックス「終わりのセラフ」は、シリーズオリジナル作品なので入り口として最もふさわしいでしょう。

そして、余裕があるなら講談社ラノベ文庫「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」も合わせて読むと面白いです。

特に小説の後半はジャンプコミックスの方とリンクしてくるので、面白さが掛け合わされていきます。

「小説を読むのは面倒・・・」という方は、講談社コミックス「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」でも大丈夫!

しかし、小説の方が話が先に進んでいるので、「先の展開が早く知りたい!」という方は小説でどんどん先に進んじゃいましょう。

さらに、もっと物語の世界に浸りたいならジャンプブック「終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語」に行きましょう。

「重い話を読みたくない」という時はスピンオフ「セラぷち」がオススメです!

花緒が選ぶ!「終わりのセラフ」読む順番
  • まずは基本!
    • ジャンプコミックス「終わりのセラフ」
    • 「終わりのセラフ 一ノ瀬グレン、16歳の破滅」(マンガ・小説どちらもOK)
  • 余裕があったら・・・
    • ジャンプブック「終わりのセラフ 吸血鬼ミカエラの物語」
    • ジャンプコミックス「セラぷち」

ここまで、「終わりのセラフ」の初心者向けガイドをしてみました。

これを参考に、ぜひ「終わりのセラフ」の世界に浸ってみてくださいね♪

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