人間ドラマ

小説

「ストーリー・セラー」有川浩 不治の病に抗う夫・妻、夫婦の戦いを描く感動作

有川浩さんの小説「ストーリー・セラー」の感想です。不治の病で考えるほどに寿命が削られる妻。また、夫が不治の病になった小説家の妻は、逆夢で不幸を覆そうとするのですが・・・。夫婦の物語を真逆の立場から2通り描く、衝撃の感動作です。
小説

「ウィステリアと三人の女たち」川上未映子 辛辣ながらも美しい4つの短編を堪能

川上未映子さんの小説「ウィステリアと三人の女たち」の感想です。置かれた立場によって、女性の悩みや苦しみはいかようにも変わります。そんな痛みを美しく、しかし恐ろしいほどに鋭い文体で描く短編小説です。表題作を含め4つの短編が収録されています。
小説

「雷神」道尾秀介 誤解が重なり複雑になった事件の真実とは?作者渾身の社会派ミステリー

道尾秀介さんの小説「雷神」の感想です。30年前と15年前の事件が重なり合うとき、主人公は辛い真実と向き合うことになります。いくつか誤解と善意、悪意が重なり複雑な様相を映し出す、山中の田舎町が舞台の社会派ミステリーです。
小説

「晴天の迷いクジラ」窪美澄 生と死の狭間で迷う3人の未来とは?

窪美澄さんの小説「晴天の迷いクジラ」の感想です。心がボロボロになった3人の性別も年齢も境遇もバラバラの3人。そんな3人が浜に迷い込んだクジラを見に行くことに。辛すぎるハードな展開と、その先に待つ晴れやかなラストが必見の傑作です。
小説

「幹事のアッコちゃん」柚木麻子 シリーズ3作目、アッコちゃん&三智子の未来とは?

柚木麻子さんの小説「幹事のアッコちゃん」の感想です。『ランチ』『3時』に続くシリーズ3作目は幹事の青年を励まし、アンチと親交を深め、稽古に励み、祭りを楽しむなどアッコちゃんが大忙しです。完結編となる「アッコちゃん」シリーズの集大成でした。
小説

「3時のアッコちゃん」柚木麻子 『ランチ』からパワーアップ!スイーツ多めの続編

柚木麻子さんの小説「3時のアッコちゃん」の感想です。「ランチのアッコちゃん」シリーズの2作目にして待望の続編!おなじみのアッコちゃんや三智子はもちろん、悩みを抱える働く女性たちの出した『答え』が胸を打つ、心が安らぐ小説でした。
小説

「ランチのアッコちゃん」柚木麻子 心を満たしておなかを空かせる罪な小説

柚木麻子さんの小説「ランチのアッコちゃん」の感想です。美味しい食事は時に人生そのものを変える力を持つ、そんな料理のパワーを感じた小説でした。空腹時には危険すぎる美味しそうな小説です。
小説

「ツナグ 想い人の心得」辻村深月 前作「ツナグ」から7年後、さまざまな再会と歩美の変化

辻村深月さんの小説「ツナグ 想い人の心得」の感想です。前作「ツナグ」から7年後が舞台、社会人になった歩美の『使者(ツナグ)』としての仕事の様子が描かれています。死者との再会は嬉しいだけじゃない、悲しい辛い再会もある。そんな事実も含めて優しく包み込む感動作でした。
小説

「ツナグ」辻村深月 死者との再会を願う人たちと『使者(ツナグ)』の成長を描く感動作

辻村深月さんの小説「ツナグ」の感想です。満月の夜に会いたい死者との再会を実現させることができる『使者(ツナグ)』。その不思議な力で会いたい人と再会した人たちと『ツナグ』の少年が成長する姿を描いています。映画化もされた感動作です。
小説

「ジヴェルニーの食卓」原田マハ 4人の印象派画家を女性の視点から描くアート小説の原点

原田マハさんの小説「ジヴェルニーの食卓」の感想です。印象派の画家として有名なマティス、ドガ、セザンヌ、モネの4巨匠の姿を、そばで支えた女性の視点から描いた作品です。原田マハさんのアート小説の原点とも言える作品でした。
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「きいろいゾウ」西加奈子 ツマ・ムコさんと呼び合う夫婦の平穏な日常と苦い過去

西加奈子さんの小説「きいろいゾウ」の感想です。田舎に引っ越してきた若夫婦・ツマとムコさんの日常を独特のタッチで描いた恋愛小説です。平和な日常に暗い影を落とす過去が忍び寄ったとき、2人の運命は?映画化もされた人気作です。
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「スキマワラシ」恩田陸 超能力や都市伝説を盛り込んだ、日本らしいファンタジックなミステリー

恩田陸さんの小説「スキマワラシ」の感想です。自分の記憶にないのに、他人の記憶には残っている女のきょうだいの謎。さらに、亡くなった両親の記憶を探っていくうちに、どんどん非日常な世界に入り込んでいきます。幻想的でどこか懐かしい雰囲気のミステリー小説です。
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「窓の魚」西加奈子 何かが足りない4人の若者たちが織りなす薄暗い恋愛模様

西加奈子さんの小説「窓の魚」の感想です。2組のカップルである4人の男女が訪れた温泉宿。その温泉宿での様子を、4人の視点それぞれから描く恋愛小説です。さわやかな表紙に思わずだまされた、どんよりした暗さが特徴的です。
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「アムステルダム」イアン・マキューアン 奇妙な三角関係の末に起こる悲劇とは

イアン・マキューアンの小説「アムステルダム」の感想です。1人の女性が亡くなり、女性の3人の元恋人たちが葬儀に参列。その後、ある写真がきっかけとなり、坂道を転がり落ちるような運命が3人を待ち受けていました。98年度ブッカー賞受賞作です。
小説

「アノニム」原田マハ 絵画オークションの裏で暗躍する窃盗団の攻防を堪能できる1冊

原田マハさんの小説「アノニム」の感想です。ジャクソン・ポロックの幻の作品がオークションに出品、その裏では謎の窃盗集団「アノニム」が動いていた・・・。これまでの原田マハ作品にはないスリルあふれるアート×エンターテインメント小説です。
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「ムゲンのi」知念実希人 医療・ミステリー・ファンタジーが楽しめる贅沢な1冊!

知念実希人さんの小説「ムゲンのi」の感想です。眠り続ける難病の患者たちを救うため、患者、そして自身の過去と向き合う若き女性医師の奮闘を描いた小説です。幻想的な世界観で本格的な医療ミステリーを堪能できるオススメの1冊。2020年本屋大賞ノミネート作品。
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「漁港の肉子ちゃん」西加奈子 少女の視点で描かれる色々な愛の形について

西加奈子さんの小説「漁港の肉子ちゃん」の感想です。漁港の焼き肉店で働く肉子ちゃんとその娘・キクコ。その2人を中心に漁港町の人々を鮮やかに描いた作品です。6月にはアニメ映画も公開予定、読むなら今ですね。
小説

「ファーストラヴ」島本理生 父殺しの娘の話ではない!母と子と『初恋』の物語

島本理生さんの小説「ファーストラヴ」の感想です。美しい女子大学生が起こした父親刺殺事件、その背景にあった家庭の闇とは?娘と母親、そして家族の問題に切り込んだ島本理生さんの直木賞受賞作です。
小説

「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹 少女が少女でなくなるまでを描いた青春小説

桜庭一樹さんの小説「少女七竈と七人の可愛そうな大人」の感想です。遺憾ながら美しく生まれてきてしまった少女・七竈と同じく美しい少年・雪風の心の交流と成長を描いた青春小説です。
小説

「旅猫リポート」有川浩 青年と愛猫の切ない旅路の結末とは?

有川浩さんの小説「旅猫リポート」の感想です。青年・サトルとその愛猫・ナナの旅を描いた感動作、猫好きなら涙なしには読み切れない傑作小説です。実写映画化・絵本化もされた人気作は要チェックですよ♪
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