桐野夏生

小説

「燕は戻ってこない」桐野夏生 『代理出産』を巡る代理母・依頼者夫婦、三者の思惑とは?

桐野夏生さんの小説「燕は戻ってこない」の感想です。生活の困窮から代理母になる女性と、代理母を依頼する夫と妻という三者の視点から、代理出産が描かれていきます。基本的に誰もが身勝手、だからこそ面白い。社会問題を痛烈に描いた傑作でした。
小説

「日没」桐野夏生 架空であってほしい怖すぎる日本を描くホラー小説

桐野夏生さんの小説「日没」の感想です。政府機関を名乗る謎の組織からの召喚状。その命令を受け出頭した小説家に待ち受ける恐ろしい世界を描いたホラー小説です。悪夢のような日々と、すぐに打ち砕かれる希望。地獄を生き抜く彼女の奮闘を描いています。
スポンサーリンク