恋愛

小説

「星のように離れて雨のように散った」島本理生 2020年の夏と『銀河鉄道の夜』

島本理生さんの小説「星のように離れて雨のように散った」の感想です。論文に悩む大学院生が過去の記憶と現在の問題に向き合っていく姿を描いた小説です。世の中が大きく変わった2020年の夏が舞台。『銀河鉄道の夜』が中心に据えられ手います。
小説

「2020年の恋人たち」島本理生 2018年の東京で繰り広げられる恋愛小説

島本理生さんの恋愛小説「2020年の恋人たち」の感想です。亡き母のワインバーを引き継ぐこととなった主人公・葵が出会う多様な男性たち。その恋愛模様が描かれます。2018年の東京を舞台に、まだコロナ禍を知らない世界に戻れる小説でした。
小説

「禁猟区」石田衣良 年下男性との甘過ぎる不倫の恋、その初まりから終わりまでを描く恋愛小説

石田衣良さんの小説「禁猟区」の感想です。夫と娘を持つ女性が10才年下の若い舞台俳優と恋に落ち、不倫に溺れていく姿を描いた恋愛小説です。出会いから恋に落ち、愛を深めていく2人。しかし、不倫の恋の重すぎる代償を支払うことになります。不倫の純愛を描く小説です。
小説

「エマ」ジェイン・オースティン 厄介だけど愛おしい恋愛を描くイギリス文学の傑作

ジェイン・オースティンの小説「エマ」の感想です。他人の恋に介入しキューピッドを気取っていたヒロインのエマが、知らず知らずに秘めていた自身の恋心に気付くまでの物語です。200年前のイギリスが舞台ですが、現代にも通じる面白さが魅力の恋愛小説です。
小説

「オーラの発表会」綿矢りさ 少女の成長を通し、人との違いを愛おしを描く傑作青春・恋愛小説

綿矢りささんの小説「オーラの発表会」の感想です。他人と違う視点から世界を見ている少女・海松子の友情と恋愛模様を描く青春小説です。優しい雰囲気に包まれた、温かい筆致が特徴です。
小説

「デートクレンジング」柚木麻子 結婚が引き裂こうとする、女の友情の厄介さ

柚木麻子さんの小説「デートクレンジング」の感想です。親友が始めた婚活により、長年の友情が壊れかける。そんな親友関係を必死で食い止めようとする女性の葛藤を描いた小説です。女の友情の面倒臭さが赤裸々に描かれた、痛いほど共感できてしまう話でした。
小説

「ブルースRed」桜木紫乃 父への贖罪のため、裏社会で暗躍する女性の人生を描いた連作短編集

桜木紫乃さんの小説「ブルースRed」の感想です。前作「ブルース」の10年後から始まる物語、主人公は影山博人の娘・莉菜。亡き父の後を継ぎ裏社会で暗躍する莉菜の壮絶な人生を描いています。最後に莉菜が選んだ人生の幕引きとは?
小説

「ブルース」桜木紫乃 1人の男の人生を8人の女性の視点から描く、圧巻のノワール小説

桜木紫乃さんの小説「ブルース」の感想です。影山博人という男性を、影山博人に魅了された女性たちの視点から描く恋愛、そしてノワール小説です。あまりにも蠱惑的な影山博人の魅力に取り込まれてみませんか?
小説

「スイート・ホーム」原田マハ 宝塚山手台と洋菓子店が舞台!心温まるホームドラマ

原田マハさんの小説「スイート・ホーム」の感想です。美しいニュータウンにある小さな洋菓子店を中心に、家族の愛や恋を優しく描いた小説です。ケーキのように甘く、ひたすら幸せな展開に浸れるハートウォーミングな展開に癒やされましょう。
小説

「伊藤くんAtoE」柚木麻子 『伊藤くん』と5人の女性たちの恋愛と友情の物語

柚木麻子さんの小説「伊藤くんAtoE」の感想です。イケメンだけどとにかくクズな『伊藤くん』と、そんな伊藤くんに恋をする女性たち。また、伊藤くんにつきまとわれたり、もてあそんだりする女性も。そんな伊藤くんと女性たちの苦い恋愛模様と女性同士の友情を描いた痛快な小説です。
小説

「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ 記憶が紡いでいく残酷な『使命』と恋愛模様

カズオ・イシグロさんの小説「わたしを離さないで」の感想です。ある『使命』を持って生まれた子どもたち。成長につれ自分を取り巻く世界の仕組みを知った彼らがもがきながらも生き抜く姿が描かれた衝撃作です。SFでもあり恋愛でもある人間ドラマが堪能できます。
小説

「さらさら流る」柚木麻子 1枚の画像で引き起こる悪夢、そして再生の物語

柚木麻子さんの小説「さらさら流る」の感想です。18歳と28歳、2つの時間がたった1枚の画像をきっかけに交錯していくさまを鮮烈に描いています。被害者が自らの体を取り戻し、加害者が再生する。過酷な日々の先に待っているラストとは?
小説

「ストーリー・セラー」有川浩 不治の病に抗う夫・妻、夫婦の戦いを描く感動作

有川浩さんの小説「ストーリー・セラー」の感想です。不治の病で考えるほどに寿命が削られる妻。また、夫が不治の病になった小説家の妻は、逆夢で不幸を覆そうとするのですが・・・。夫婦の物語を真逆の立場から2通り描く、衝撃の感動作です。
人間ドラマ

「ウィステリアと三人の女たち」川上未映子 辛辣ながらも美しい4つの短編を堪能

川上未映子さんの小説「ウィステリアと三人の女たち」の感想です。置かれた立場によって、女性の悩みや苦しみはいかようにも変わります。そんな痛みを美しく、しかし恐ろしいほどに鋭い文体で描く短編小説です。表題作を含め4つの短編が収録されています。
小説

「きいろいゾウ」西加奈子 ツマ・ムコさんと呼び合う夫婦の平穏な日常と苦い過去

西加奈子さんの小説「きいろいゾウ」の感想です。田舎に引っ越してきた若夫婦・ツマとムコさんの日常を独特のタッチで描いた恋愛小説です。平和な日常に暗い影を落とす過去が忍び寄ったとき、2人の運命は?映画化もされた人気作です。
小説

「恋のゴンドラ」東野圭吾 舞台はゲレンデ!スノーボーダーたちの悲喜こもごもな恋愛模様

東野圭吾さんの小説「恋のゴンドラ」の感想です。スノーボーダーたちがゲレンデで繰り広げる、あまりさわやかとは言えない恋愛模様が描かれています。思わずゾッとするホラーのような展開も!?涼やかな冬のスキー場が舞台の恋愛サスペンスです。
小説

「乳と卵」川上未映子 女性として生きる母と娘と『わたし』の物語、芥川賞受賞作

川上未映子さんの小説「乳と卵」の感想です。女性の性や生殖について切り込みつつ、親しみやすくテンポの良い文体で書かれた小説です。後に「夏物語」へと受け継がれる物語でもあります。第138回・芥川賞受賞作品。
サスペンス

「窓の魚」西加奈子 何かが足りない4人の若者たちが織りなす薄暗い恋愛模様

西加奈子さんの小説「窓の魚」の感想です。2組のカップルである4人の男女が訪れた温泉宿。その温泉宿での様子を、4人の視点それぞれから描く恋愛小説です。さわやかな表紙に思わずだまされた、どんよりした暗さが特徴的です。
コメディ

「ロマンシエ」原田マハ 舞台はパリ、美しい乙女系男子とリトグラフの出会い

原田マハさんの小説「ロマンシエ」の感想です。パリ留学中ながらもいろいろ崖っぷちな青年が「リトグラフ」とある小説家と出会うことで、大きく運命を変えていくストーリー。読めば元気になる、パワフルな文体が特徴のラブコメ小説です。
小説

「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹 少女が少女でなくなるまでを描いた青春小説

桜庭一樹さんの小説「少女七竈と七人の可愛そうな大人」の感想です。遺憾ながら美しく生まれてきてしまった少女・七竈と同じく美しい少年・雪風の心の交流と成長を描いた青春小説です。
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