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「ドクター・スリープ」スティーブン・キング 前作「シャイニング」から36年、『かがやき』を持つダンの新たな戦いを描く続編

スティーブン・キングのホラー小説「ドクター・スリープ」の感想です。傑作ホラー「シャイニング」36年ぶりの続編は、『かがやき』を持つ少年・ダニーが主人公。大人になったダン(ダニー)が新たな敵<真結族>から、同じく『かがやき』を持つ少女・アブラを守るため死闘を繰り広げます。
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「落日」湊かなえ 15年前に起きた一家殺害事件の真相とは?バラバラだった点と点がつながる、感動のミステリー小説

湊かなえさんの小説「落日」の感想です。新人脚本家・千尋のもとに新進気鋭の映画監督・香から新作の依頼がくるところから始まるミステリーです。新作で監督が描きたいのは、千尋の地元で15年前に起きた一家殺害事件でした。調べるうちに判明する衝撃の真相とは?感動の結末は必見です。
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「やめるときも、すこやかなるときも」窪美澄 なぜ結婚するのか、と問われるような恋愛小説

窪美澄さんの小説「やめるときも、すこやかなるときも」の感想です。過去に囚われ続ける家具職人と、恋愛が上手くできない会社員。2人が出会い、惹かれながら、互いの結婚への障壁に立ち向かっていきます。どことなく優しい雰囲気の、読んでいて救われる小説です。
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「恋愛中毒」山本文緒 どうしてそこまで囚われてしまうのか。恋愛の毒に染まっている、至高の恋愛小説

山本文緒さんの小説「恋愛中毒」の感想です。妻ある男性との恋愛に溺れていく女性を描いた恋愛小説ですが、ただ『不倫がテーマの恋愛小説』というには惜しい、爽やかな毒を浴びられる恋愛小説です。
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「invert 城塚翡翠倒叙集」相沢沙呼 「medium」の続編、犯人視点で描かれる倒叙型ミステリー集

相沢沙呼さんのミステリー小説「invert 城塚翡翠倒叙集」の感想です。犯人視点から描かれる倒叙型ミステリー中編が3作収録。探偵・城塚翡翠はいかにして推理を導き出したのか?探偵の推理を推理する、本格的なミステリー小説です。
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「シャイニング」スティーブン・キング 閉ざされたホテルで起こる凶行の一部始終、海外ホラーの傑作【新装版】

スティーブン・キングのホラー小説「シャイニング」の感想です。海外ホラーの中でも特に有名であろう傑作は読みやすい新装版で登場しています。雪で外界と閉ざされたホテルで起こる凶行を描いていたスリラーです。映画との違いもまとめました。
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「犯人のいない殺人の夜」東野圭吾 デビュー当時の短編7作が収録の短編集・新装版

東野圭吾さんの短編集「犯人のいない殺人の夜」の感想です。東野圭吾さんがデビュー直後に書いた7短編が収録されたミステリー短編集です。青春ものや物理トリック、倒叙ミステリーなど、様々なミステリーが楽しめる贅沢かつ手軽な1冊でした。
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「総理の夫」原田マハ ファースト・ジェントルマンの奮闘と夫婦愛

原田マハさんの小説「総理の夫」の感想です。日本初となる女性総理大臣の誕生、同時に誕生した日本初の『総理の夫』の視点から、政治・夫婦愛を描いた大作です。戦う妻と、妻を支える夫の共闘は必見!2021年に映画化された話題作。
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「ハケンアニメ!」辻村深月 アニメの『覇権』を目指す女性たちの戦いを描いた痛快お仕事小説

辻村深月さんの小説「ハケンアニメ!」の感想です。映画化もされた大人気作。アニメーション業界をプロデューサー・監督・アニメーターという三者の視点から、それぞれ描いたお仕事小説です。好きなものを仕事にすることの誇りと苦労がしっかり描かれています。
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「丘の上の賢人 旅屋おかえり」原田マハ 「旅屋おかえり」未収録エピソードと作者エッセイ・書き下ろしマンガが収録

原田マハさんの小説「丘の上の賢人 旅屋おかえり」の感想です。おかえりが旅屋として2番目に受けた依頼のエピソードが収録された本作。さらに、作者・原田マハさんのエッセイや、おかえり高校時代の書き下ろしマンガも楽しめる大満足の1冊です。
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「ブルータスの心臓」東野圭吾 完璧だった殺害計画の綻びから始まる犯罪ミステリー

東野圭吾さんの小説「ブルータスの心臓」の感想です。社長令嬢との婚約を手に入れるべく、持ちかけられた遊び相手の女性の殺害計画に乗った主人公。しかし完全な犯罪計画にほころびが生じ、事態は思わぬ方向へと進みます。伏線がキレイに集約するラストは必見です。
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「旅屋おかえり」原田マハ 『旅屋』を始めたタレント・おかえりの心温まるロードムービー的小説

原田マハさんの小説「旅屋おかえり」の感想です。旅の代行『旅屋』という仕事を始めた崖っぷちタレント・丘えりか、通称おかえり。そんなおかえりの奮闘を、優しくも小気味よいコメディたちで描く感動作です。
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「11文字の殺人」東野圭吾 新装版で登場!連続殺人の真相に女性推理作家が挑むミステリー

東野圭吾さんの小説「11文字の殺人」の感想です。恋人が殺され、その関係者も1人、また1人と殺される連続殺人が発生。女性推理作家の『あたし』がその連続殺人の真相に迫ります。事件の契機となった事故の真実とは?初版1987年の初期作が新装版で登場です。
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「仮面病棟」知念実希人 病院で立てこもり事件が発生、犯人の目的と病院の秘密とは?医療サスペンス×ミステリー

知念実希人さんの小説「仮面病棟」の感想です。夜の病院が銃を持ったピエロマスクの犯人に占拠され、主人公は他の医師・看護師らと人質になってしまいます。犯人との攻防の中、主人公は病院に隠された『ある秘密』を知ってしまい・・・。一気読み必至もうなずける、医療サスペンスです。
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「思い出のマーニー」ジョーン・G・ロビンソン 少女×少女のひと夏の出会いがもたらす奇跡

ジョーン・G・ロビンソンの児童文学「思い出のマーニー」の感想です。スタジオジブリによってアニメ化されたことでも有名なこの「思い出のマーニ-」。1960年代のイギリスを舞台に、孤独な少女同士の出会いがもたらす美しい軌跡を描いています。
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「危険なビーナス」東野圭吾 コメディタッチで描かれる『遺産争い×医療』ミステリー

東野圭吾さんの小説「危険なビーナス」の感想・あらすじです。弟が失踪し、弟の婚約者とその行方を捜すことになった獣医師が、遺産争いや過去の事件に巻き込まれていくミステリー小説です。名家の資産争いだけでなく、医療ミステリーとしても楽しめる1冊でした。
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「ライオンのおやつ」小川糸 残されたわずかな時間を輝かせた女性を描く感動作

小川糸さんの小説「ライオンのおやつ」の感想です。33歳で余命宣告された雫が自身の最期の迎える場として選んだのは『ライオンの家』というホスピスでした。『ライオンの家』で出会いとたくさんの別れを繰り返しながら輝いた雫の人生を描きます。
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「火星の人」アンディ・ウィアー 火星での孤独でハードなサバイバルを描いたSF小説

アンディ・ウィアーさんのSF小説「火星の人」の感想です。火星に1人ぼっち、生き残るため決死のサバイバルが始まります。主人公の知恵と勇気、度重なるトラブルにも屈しない強靱なメンタルが魅力のハードなサバイバルSFです。
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「伊藤くんAtoE」柚木麻子 『伊藤くん』と5人の女性たちの恋愛と友情の物語

柚木麻子さんの小説「伊藤くんAtoE」の感想です。イケメンだけどとにかくクズな『伊藤くん』と、そんな伊藤くんに恋をする女性たち。また、伊藤くんにつきまとわれたり、もてあそんだりする女性も。そんな伊藤くんと女性たちの苦い恋愛模様と女性同士の友情を描いた痛快な小説です。
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「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ 記憶が紡いでいく残酷な『使命』と恋愛模様

カズオ・イシグロさんの小説「わたしを離さないで」の感想です。ある『使命』を持って生まれた子どもたち。成長につれ自分を取り巻く世界の仕組みを知った彼らがもがきながらも生き抜く姿が描かれた衝撃作です。SFでもあり恋愛でもある人間ドラマが堪能できます。
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