青春・学園

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「マツリカ・マハリタ」相沢沙呼 シリーズ2作目、爽やかでコケティッシュな学園ミステリー

相沢沙呼さんのミステリー小説「マツリカ・マハリタ」の感想です。『マツリカ』シリーズの2作目。高校2年生となった柴山と安楽椅子探偵・マツリカが学校で起きた不可解な事件の解決に挑みます。青春ミステリーらしい切なさも魅力です。
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「栞と嘘の季節」米澤穂信 青春ミステリーシリーズ2作目!学校で起きた毒殺未遂事件の真相とは?

米澤穂信さんのミステリー小説「栞と嘘の季節」の感想です。一冊の本に挟まれた押し花の栞。その栞を巡って、学校中を揺るがす事件が起こります。高校生の堀川・松倉コンビは事件を解決できるのか?「本と鍵の季節」に続くシリーズ2作目の長編です。
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「寄宿学校の天才探偵3」モーリーン・ジョンソン 三部作がついに完結!過去・現在の事件すべての解決編

モーリーン・ジョンソンさんのミステリー小説「寄宿学校の天才探偵3 事件を解き明かすときがきた」の感想です。三部作の完結編、過去と現在の事件の謎がすべてスッキリ解決します。
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「寄宿学校の天才探偵2」モーリーン・ジョンソン 副題『エリンガム最後のメッセージ』の意味とは?三部作の2作目

モーリーン・ジョンソンさんのミステリー小説「寄宿学校の天才探偵2 エリンガム最後のメッセージ」の感想です。過去の事件の全貌が見えてくる一方、現代ではさらなる悲劇が!探偵スティヴィは事件の真相に辿り着くのか?三部作の2作目です。
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「寄宿学校の天才探偵」モーリーン・ジョンソン 80年前の未解決事件と現在の新たな事件、三部作はじまりの1作目

モーリーン・ジョンソンさんの小説「寄宿学校の天才探偵」の感想です。 アメリカの寄宿学校で80年前に発生した未解決の誘拐・殺人事件。 その謎に入学したての少女・スティヴィが挑む学園ミステリーです。 「寄宿学校の天才探偵1」基本情報 作者:モーリーン・ジョンソン(Maureen Johnson) 訳者:...
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「本と鍵の季節」米澤穂信 男子高校生コンビが謎を解決していく青春ミステリー

米澤穂信さんのミステリー小説「本と鍵の季節」の感想・あらすじです。図書委員である男子高校生2人が謎を解決していく『日常の謎』系ミステリーです。学園ものの爽やかさがある一方、切なくほろ苦い結末にも注目したい1冊でした。
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「琥珀の夏」辻村深月 思い出は美しいままの方が良かったのか?切ない感動作

辻村深月さんの小説「琥珀の夏」の感想です。発見されたあの白骨死体はあの子かもしれない。30年前に出会い、美しい思い出として心にしまったある少女との思い出。その少女との運命が30年越しに交錯し、悲しい過去を浮き彫りにします。辛く切ないものの、未来を信じられる小説でした。
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「愚かな薔薇」恩田陸 吸血鬼ファンタジー&SFサスペンスが織りなす少女の成長ストーリー

恩田陸さんの小説「愚かな薔薇」の感想です。何も知らないまま、不思議なキャンプに行くことになった主人公の奈智。彼女はキャンプにより亡くなった母や行方不明の父、そして自分に秘められた力と向き合うことになります。吸血鬼ファンタジーとSFサスペンスが融合した、とても不思議な小説でした。
小説

「オーラの発表会」綿矢りさ 少女の成長を通し、人との違いを愛おしを描く傑作青春・恋愛小説

綿矢りささんの小説「オーラの発表会」の感想です。他人と違う視点から世界を見ている少女・海松子の友情と恋愛模様を描く青春小説です。優しい雰囲気に包まれた、温かい筆致が特徴です。
小説

「思い出のマーニー」ジョーン・G・ロビンソン 少女×少女のひと夏の出会いがもたらす奇跡

ジョーン・G・ロビンソンの児童文学「思い出のマーニー」の感想です。スタジオジブリによってアニメ化されたことでも有名なこの「思い出のマーニ-」。1960年代のイギリスを舞台に、孤独な少女同士の出会いがもたらす美しい軌跡を描いています。
小説

「マツリカ・マジョルカ」相沢沙呼 妖艶な少女×孤独な少年が学校の事件を解き明かす学園ミステリー

相沢沙呼さんの小説「マツリカ・マジョルカ」の感想です。魔女のような少女と孤独な少年が出会い、高校で起こる不思議な出来事の真相を解き明かしていく学園ミステリーです。爽やかさは残しつつ、ハードなテーマを取り上げている意欲作でもあります。
小説

「麦の海に沈む果実」恩田陸 孤立した学園の不思議と次々起こる事件、その結末とは?

恩田陸さんの小説「麦の海に沈む果実」の感想です。湿原に囲まれ孤立した学園。その学園に季節外れに転校してきた少女・理瀬に学園の不思議が襲いかかります。すべてが伏線、と言っても過言ではない、圧倒的な学園ミステリー小説です。
ホームドラマ

「若草物語」ルイーザ・メイ・オルコット 四姉妹の日常とそれぞれの成長を描く少女小説

ルイーザ・メイ・オルコットの小説「若草物語」の感想です。10代の四姉妹が母親やその周囲の人々との交流を通して成長していく物語です。児童文学の金字塔でもある小説ですが、大人が読んでも楽しめる作品でした。世話しないながらも、どこかほっこりする四姉妹の日常が楽しめます。
小説

「だれもが知ってる小さな国」有川浩 『コロボックル』への愛がつまった青春ファンタジー

有川裕さんの小説「だれもが知ってる小さな国」の感想です。小学生のヒコがある日出会ったのは、手のひらにすっぽりと収まるほどの小人・コロボックルでした。夏の北海道を舞台に、少年少女とコロボックルの交流を描いたファンタジー小説です。
小説

「漁港の肉子ちゃん」西加奈子 少女の視点で描かれる色々な愛の形について

西加奈子さんの小説「漁港の肉子ちゃん」の感想です。漁港の焼き肉店で働く肉子ちゃんとその娘・キクコ。その2人を中心に漁港町の人々を鮮やかに描いた作品です。6月にはアニメ映画も公開予定、読むなら今ですね。
小説

「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹 少女が少女でなくなるまでを描いた青春小説

桜庭一樹さんの小説「少女七竈と七人の可愛そうな大人」の感想です。遺憾ながら美しく生まれてきてしまった少女・七竈と同じく美しい少年・雪風の心の交流と成長を描いた青春小説です。
人間ドラマ

「旅猫リポート」有川浩 青年と愛猫の切ない旅路の結末とは?

有川浩さんの小説「旅猫リポート」の感想です。青年・サトルとその愛猫・ナナの旅を描いた感動作、猫好きなら涙なしには読み切れない傑作小説です。実写映画化・絵本化もされた人気作は要チェックですよ♪
ホームドラマ

「幸福な食卓」瀬尾まいこ 10代少女の視点で描かれる家族、初恋、誰かの支え

瀬尾まいこさん作「幸福な食卓」の感想です。読んだ後、胸がすっと軽くなるような小説でした。バラバラの家族と初恋の行方、支えに似合ってくれる人の存在など、10代少女の視点で描かれる切ない青春小説です。
エッセイ

「ひとりずもう」さくらももこが自身の青春時代を描いたエッセイ。1人の少女が漫画家になるまで

さくらももこさんのエッセイ「ひとりずもう」の感想です。アニメ「ちびまる子ちゃん」でおなじみのマンガ家・さくらももこさんが自信の学生時代を振り返った珠玉のエッセイです。
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