小説 「邪魅の雫」京極夏彦 毒でつながる連続殺人事件と榎木津の過去、百鬼夜行シリーズ・長編9作目 京極夏彦さんのミステリー小説「邪魅の雫」の感想です。憑物落とし・中禅寺秋彦が探偵役として事件を解決していく『百鬼夜行シリーズ』の長編9作目。神奈川県の平塚・大磯などを舞台に、毒を使った連続殺人事件に挑みます。 2025.10.04 ミステリー小説探偵もの歴史・時代
小説 「百鬼徒然袋―風」京極夏彦 探偵・榎木津礼二郎が主役のシリーズ第2弾!『百鬼夜行シリーズ』短編4作目 京極夏彦さんのミステリー小説「百鬼徒然袋―風」の感想です。探偵・榎木津礼二郎が主役のシリーズ第2弾にして『百鬼夜行シリーズ』短編4作目。薔薇十字探偵社と下僕・本島が巻き込まれる事件の数々が描かれます。 2025.09.17 ミステリー小説探偵もの歴史・時代
小説 「陰摩羅鬼の瑕」京極夏彦 白樺湖半の『鳥の城』で起こり続ける花嫁殺害事件の真相とは?百鬼夜行シリーズ長編8作目 京極夏彦さんのミステリー小説であり、百鬼夜行シリーズ長編8作目となる「陰摩羅鬼の瑕」の感想です。舞台は昭和28年夏の白樺湖畔。鳥の城と呼ばれる旧華族の洋館で起こる連続花嫁殺害事件に巻き込まれた榎木津と関口。中禅寺秋彦が語る真相とは? 2025.08.30 ミステリー小説探偵もの
小説 「今昔続百鬼 雲~多々良先生行状記~」京極夏彦 妖怪好き必見の中編4本が収録された『百鬼夜行シリーズ』3作目の短編集 京極夏彦さんの連作短編小説「今昔続百鬼 雲~多々良先生行状記~」の感想です。妖怪が大好きな妖怪研究家・多々良勝五郎とその相棒・沼上蓮次によるドタバタ伝説巡りを描くミステリーです。『百鬼夜行シリーズ』短編3作目。 2025.08.08 ミステリー小説歴史・時代
小説 「百鬼徒然袋―雨」京極夏彦 探偵・榎木津礼二郎が主役の短編3本を収録!『百鬼夜行シリーズ』短編2作目 京極夏彦さんのミステリー短編集「百鬼徒然袋―雨」の感想です。今回の主役は探偵・榎木津礼二郎。榎木津礼二郎がとにかく暴れまくり、事件をドタバタ解決していく連作短編3本が収録されています。 2025.08.02 ミステリー小説探偵もの歴史・時代短編集
小説 「百鬼夜行―陰」京極夏彦 百鬼夜行シリーズ短編1作目、7長編の前日譚・後日譚が描かれた10作を収録 京極夏彦さんの短編小説「百鬼夜行―陰」の感想です。百鬼夜行シリーズ長編7作の外伝・前日譚が合わせて10作収録された短編集となります。犯人や被害者など、各長編に登場した人物たちの内面とは?事件の背景を深掘りできる短編1作目となります。 2025.07.19 サスペンスミステリー人間ドラマ小説歴史・時代短編集
小説 「塗仏の宴 宴の始末」京極夏彦 前後編の後編、百鬼夜行シリーズ7作目 京極夏彦さんのミステリー小説「塗仏の宴 宴の始末」の感想です。「塗仏の宴」前後編の後編であり、百鬼夜行シリーズ7作目。静岡の山中で起きた村消失事件の真相が明かされます。15年前に何があったのか?中禅寺秋彦の過去の因縁も明らかに。 2025.07.04 ミステリー小説探偵もの歴史・時代
小説 「塗仏の宴 宴の支度」京極夏彦 消えた村を巡るいくつかの陰謀とは?【前後編の前編】百鬼夜行シリーズ6作目 京極夏彦さんのミステリー小説にして、百鬼夜行シリーズ6作目「塗仏の宴 宴の支度」の感想です。前後編の前編。伊豆山中の消えた村を巡り、いくつもの陰謀が飛び交います。陰謀に巻き込まれた者たちの運命とは? 2025.06.19 ミステリー小説探偵もの歴史・時代
小説 「絡新婦の理」京極夏彦 『百鬼夜行シリーズ』5作目は閉ざされた女学園と名家が舞台!蜘蛛の正体と思惑とは? 京極夏彦さんのミステリー小説「絡新婦の理(じょろうぐものことわり)」の感想です。百鬼夜行シリーズ5作目となる大長編は、房総を舞台に、目潰し魔と首締め魔、女学園に名家が織りなす複雑な事件に中禅寺秋彦が挑みます。 2025.05.27 ミステリー小説探偵もの
小説 「四畳半神話体系」森見登美彦 選択で大学生活が変わる!?キャンパスライフを謳歌したい大学生が辿る結末とは?異色の青春小説 森見登美彦さんの青春小説「四畳半神話体系」の感想です。薔薇色で有意義な大学生活を目指す『私』が辿る4種類の運命とは?分岐した4つ平行世界が描かれる、奇妙でどこか愛おしい大学生の奮闘を描く快作です。 2025.02.28 コメディ人間ドラマ小説映像化青春・学園
小説 「鉄鼠の檻」京極夏彦 真冬の箱根が舞台!雪積もる山奥の古刹で起こる僧侶連続殺人事件の真実とは?百鬼夜行シリーズ4作目 京極夏彦さんのミステリ-小説にして、百鬼夜行シリーズの4作目である「鉄鼠の檻(てっそのおり)」の感想です。舞台は2月の箱根。謎の古刹で起きた僧侶連続殺人事件の真相に中禅寺が挑みます。 2025.01.28 ミステリー小説探偵もの歴史・時代
小説 「狂骨の夢」京極夏彦 骨と生首、首なし死体、金色髑髏が織りなす猟奇事件の行方とは 『百鬼夜行シリーズ』3作目 京極夏彦さんのミステリー小説「狂骨の夢」の感想です。海に浮かぶ金色髑髏、頭蓋骨に首なし死体。骨に取り憑かれた人々の憑物を、探偵であり憑物落としである中禅寺は落とせるのか?百鬼夜行シリーズ3作目です。 2024.12.14 ミステリー小説探偵もの歴史・時代
小説 「魍魎の匣」京極夏彦 複雑に絡み合う『箱』にまつわる謎たちの結末とは?『百鬼夜行シリーズ』2作目 京極夏彦さんのミステリー小説「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」の感想です。中禅寺秋彦が探偵役である『百鬼夜行シリーズ』の2作目。『箱』がモチーフの事件が複雑に絡み合う難解なストーリーながら、圧倒的な読みやすさが魅力です。 2024.11.06 ミステリー人間ドラマ医療もの小説探偵もの映像化賞
小説 「姑獲鳥の夏」京極夏彦 衝撃のデビュー作にして『百鬼夜行シリーズ』1作目 京極夏彦さんのミステリー小説「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」の感想です。京極堂こと中禅寺秋彦が探偵役である『百鬼夜行シリーズ』の1作目。産婦人科医院を舞台に繰り広げられる悲劇の結末とは? 2024.10.09 ホラーミステリー人間ドラマ小説探偵もの映像化歴史・時代
小説 「デッド・ゾーン」スティーヴン・キング 超能力が引き起こす悲劇とヒーローになった青年の人生を描く名作サスペンス スティーヴン・キングのサスペンス小説「デッド・ゾーン」の感想です。事故により昏睡状態になっていたジョン・スミス。長い眠りから目覚めたジョニーは超能力デッド・ゾーンを手に入れていました。超能力によって引き起こされる悲劇。そして、ジョニーの人生をかけた闘いが描かれます。 2024.08.30 サスペンス小説映像化海外作品
小説 「ゴールデンボーイ」スティーブン・キング 『刑務所のリタ・ヘイワース』と表題作の2編を収録、衝撃展開に驚く傑作中編集 スティーブン・キングの中編集「ゴールデンボーイ」の感想です。一冊に中編「刑務所のリタ・ヘイワース」と表題作「ゴールデンボーイの2編を収録。「刑務所のリタ・ヘイワース」は名作映画「ショーシャンクの空に」の原作で、「ゴールデンボーイ」も同名で映画化されています。 2024.08.01 サスペンス人間ドラマ小説海外作品
小説 「1984」ジョージ・オーウェル ディストピアSFの金字塔!イヤすぎる社会構造と抗う主人公の闘いの結末とは? ジョージ・オーウェルのSF小説「1984」の感想です。偉大なる指導者ビッグ・ブラザーによってあらゆる行動が監視され続けている社会を舞台に、そんな社会に批判的な主人公の闘いが描かれます。予言的な小説とも言われ、今こそ読むべき一冊と言えます。 2024.07.29 SF小説海外作品
小説 「霧越邸殺人事件<全面改訂版>」綾辻行人 吹雪で閉ざされた洋館で次々起こる見立て殺人、その真相とは?本格ミステリーの傑作 綾辻行人さんのミステリー小説「霧越邸殺人事件<全面改訂版>」の感想です。吹雪で外界との交流が建たれた洋館、連続する見立て殺人、正体を現さない謎の人物。そんなミステリーの魅力的な要素を1冊にまとめた傑作本格ミステリーです。 2024.06.16 ミステリー小説
小説 「緋の河」桜木紫乃 本物の自分として生きるために闘う主人公を描く傑作小説 桜木紫乃さんの小説「緋の河」の感想です。戦時中の釧路で生まれ、男でありながら男であることに違和感を持ち、ゲイボーイとしていきながら、自分として闘い生きていく主人公・秀男の姿を描いていきます。カルーセル麻をモデルにした圧巻の人間ドラマです。 2024.04.15 人間ドラマ小説歴史・時代
小説 「火蛾」古泉迦十 殺人事件に巻き込まれたイスラームの若き行者の運命とは?幻のメフィスト賞・受賞作 古泉迦十さんのミステリー小説「火蛾」の感想です。十二世紀の中東を舞台に繰り広げられる血なまぐさい殺人事件。事件に巻き込まれたイスラーム教の若き行者・アリーが辿り着いた真実とは?神秘的に描かれる、これまで読んだことがない不思議なミステリー小説でした。 2024.03.25 ミステリー小説歴史・時代賞