窪美澄

小説

「よるのふくらみ」窪美澄 幼なじみの兄弟との三角関係の行方とは?3人の視点で描かれる、どこか爽やかな恋愛小説

窪美澄さんの恋愛小説「よるのふくらみ」の感想です。同じ商店街で一緒に生まれ育った女性と兄弟による三角関係を描いた恋愛小説です。兄と交際し同棲しながら、弟にも思われる。ある夜をきっかけに3人の関係が歪んでいきます。
小説

「夜に星を放つ」窪美澄 星・星座を中心に据えた5編が収録された短編小説【直木賞】

窪美澄さんの小説「夜に星を放つ」の感想です。大切な人を失った・失ってしまう人たちを描いた5つの短編が収録された小説です。本作で直木賞を受賞。星や星座がテーマである、静かで繊細な物語でした。
小説

「やめるときも、すこやかなるときも」窪美澄 なぜ結婚するのか、と問われるような恋愛小説

窪美澄さんの小説「やめるときも、すこやかなるときも」の感想です。過去に囚われ続ける家具職人と、恋愛が上手くできない会社員。2人が出会い、惹かれながら、互いの結婚への障壁に立ち向かっていきます。どことなく優しい雰囲気の、読んでいて救われる小説です。
人間ドラマ

「晴天の迷いクジラ」窪美澄 生と死の狭間で迷う3人の未来とは?

窪美澄さんの小説「晴天の迷いクジラ」の感想です。心がボロボロになった3人の性別も年齢も境遇もバラバラの3人。そんな3人が浜に迷い込んだクジラを見に行くことに。辛すぎるハードな展開と、その先に待つ晴れやかなラストが必見の傑作です。
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