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「破壊神マグちゃん 2」スクールライフに破壊神が乱入!ゆるい混沌が味わえる第2巻

ヒトデと巻き貝 マンガ
Pixabay

ゆる~い破壊神コメディ「破壊神マグちゃん 2」が2021年1月に発売しました!

もちろん、わたしもさっそく手に入れています。

破壊神マグちゃん2
花緒撮影

読むと笑えつつもじんわり温かい気持ちになれる「破壊神マグちゃん」。

そもそも「破壊神マグちゃん」とはどんな話なのでしょう?

破壊神マグちゃんの基本情報
  • 主人公は封印されし破壊神「マグ=メヌエク」
  • 潮干狩り中の中学生・宮薙流々が約600年ぶりにその封印を解く
  • 破壊神は自由になったものの、封印生活が長かったため弱体化していた
  • いろいろあり、2人は共同生活を送ることになる

「もっと詳しく知りたい!」という場合は↓のページでご紹介しています。

「破壊神マグちゃん 2」のあらすじ

破壊神マグちゃんと暮らすことになった流々。その途端周りは、マグちゃんに対抗する狂乱の神・ナプタークや、破壊神討伐の聖騎士イズマが挑んできたりしてにぎやかに。そして破壊神は流々の学校へ!?

Amazon.co.jpー破壊神マグちゃん2

1巻ではマグちゃんが拾われたヒロイン・琉々(るる)の自宅を中心に話が構成されていました。

そして2巻では、流々の学校生活が中心に描かれます。

流々のクラスメイトなど、新キャラクターも続々と登場。

新しい邪神として第四柱・ウーネラスも初登場します。

マグちゃん・ナプタークともに(おそらく)男性キャラですが、ウーネラスは(おそらく)初めての女性邪神キャラ。

とてもいいキャラクターなので、今後の物語を盛大に引っかき回してくれると思います。

「破壊神マグちゃん」は、まだまだ物語の序盤なので登場人物の紹介回が多め。

しかし、それでも十分に読み応えがある話が盛りだくさんです。

その中で誰よりも活躍しているのは、1巻から登場している「狂乱の邪神」ナプターク

破壊神マグちゃん2
花緒撮影

表紙にも堂々と登場するほどの大活躍です。(ちなみに、左にいるのは流々に片思いし続ける少年・藤沢錬です。)

ナプタークは(良い意味で)神なのに俗物で、嫌いになれないキャラクターです。

おそらくこれからも活躍の幅を広げてくれると思います。

マグちゃんのモデルとは?

マグちゃんこと破壊神「マグ=メヌエク」はオリジナルキャラクターです。

しかし、マグちゃんにはモデルとなる神様がいるようです。

マグちゃんはクトゥルフ神話がモチーフになっていると推測されています(Wikipediaより)。

・・・クトゥルフ神話って何でしょう?

クトゥルフ神話とは

クトゥルフ神話は1900年代のアメリカで生まれた架空の神話です。

つまりクトゥルフ神話は、古くから伝わっていた神話ではありません。

今から100年ほど前、パルプ・マガジンと呼ばれた大衆紙に掲載された小説の中に登場する神話です。

その当時に活躍した複数の小説家の間で共通して使われたことから広く世間に浸透しました。

そのクトゥルフ神話を生み出した中心人物がハワード・フィリップス・ラグクラフト

1900年代前半に活動していた小説家で、生前はほぼ無名でした。

しかしラグクラフトの死後、その作品たちが注目を浴びることに。

そして現在ではラグクラフティアンと呼ばれる熱心な信者を獲得しています。

代表作は「クトゥルフの呼び声」など。

わたしはラグクラフトという名前こそ知っているものの、作品はまだ読んだことありません。

最初にその名前を知ったのは「文豪ストレイドッグス」という作品でした。

「文豪ストレイドッグス」を思い返すと、ラグクラフトがタコのような怪物で戦っていたような気がします。

前からいつか読んでみたいと思っていたので、この機会にラグクラフトに挑戦してみたいと思います。

クトゥルフ神話のおおまかな設定

クトゥルフ神話を説明するため、簡単な設定が書かれている文章をWikipediaから引用してみます。

太古の地球を支配していたが現在、地上から姿を消している強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が現代に蘇ることを共通のテーマとする。そのキャラクターの中でも旧支配者の一柱、彼らの司祭役を務め、太平洋の底で眠っているというタコやイカに似た頭部を持つ軟体動物を巨人にしたようなクトゥルフが有名である。

クトゥルフ神話ーWikipedia

たしかに「破壊神マグちゃん」と設定が似ていますね。

「破壊神マグちゃん 1」1話でマグちゃんは、

「太古の時代よりこの世界を支配せし上位存在」

と語っています。

これは文章の冒頭部分そのままですね。

また、地上から姿を消していた異形のものども(旧支配者)が現代に蘇るというところも一致。

ここまででも「破壊神マグちゃん」がクトゥルフ神話をモチーフにしていると推測できますね。

マグちゃんのモデル

マグちゃんのモデルは、旧支配者の一柱・クトゥルフだと思われます。

先ほどの説明にあった、

太平洋の底で眠っているというタコやイカに似た頭部を持つ軟体動物を巨人にしたようなクトゥルフ

という描写は、そのまま1話冒頭の封印寸前のマグちゃんです。

ちなみに一柱・クトゥルフの姿はWikipediaなどで確認できますが、弱体化前のマグちゃんになかなか似ています。

ただ、その見た目はシンプルに怖い&気持ち悪いです。

また、マグちゃんも自ら

「我はその一柱・・・『破滅』のマグ=メヌエク」

とハッキリ「一柱」と名乗っています。

そのため、マグちゃんのモデルとなったのはこのクトゥルフだと思います。

ただ、その姿は劇中ではほぼ出てきません。

600年の封印→弱体化→可愛い!という状態なので、モデルと思われるクトゥルフと違い怖くも気持ち悪くもはないですね。

その他のクトゥルフ神話の神様たち

クトゥルフ神話の神様はとにかく種類が豊富!

マグちゃんのモデルと思われるクトゥルフは旧支配者に分類されていますが、その旧支配者だけでも70体以上います。

その他に外なる神・旧神などがいて、とにかく多いです。

「破壊神マグちゃん」には、2巻までで

  • 第一柱・マグちゃん(マグ=メヌエク)
  • 第四柱・ウーネラス
  • 第五柱・ナプターク

と3体の邪神が登場しています。

よって、このまま連載が続けば、少なくとも第二・三柱はお目見えすると思います。

新キャラクターの登場が楽しみですね!

花緒の感想

「破壊神マグちゃん」は2巻も面白く読ませていただきました!

1巻に引き続きゆるゆるな展開は変わりませんが、マグちゃんはどんどん破壊神らしさがなくなっていきます。

流々といっしょに生活するにつれ、優しさの片鱗も見せ始めるのです!

マグちゃんの優しさは、2巻の最後の話である16話「少女の眠る家」で確認できます。

2巻が出たばかりなのに、3巻の発売がすでに待ち遠しいです。

3巻は3月刊行!時間を空けずに続刊が出るのは週刊連載の良さですね!

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すでに刊行済みの「破壊神マグちゃん3」の感想は↓

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