上木敬さんのマンガ「破壊神マグちゃん」を巻ごとに紹介しています。
詳しい紹介や豆知識は以前書いた記事にまとめてあるので、合わせてチェックしてみてください。
このさき新刊が出るたびに更新していくつもりです。
ここでは「破壊神マグちゃん」1~9巻全てをご紹介しています。
「破壊神マグちゃん」1巻
☆表紙はマグちゃん&流々ちゃん。
破壊神マグちゃんが少女・流々に拾われ600年ぶりに復活。
しかし、長年の封印の影響から弱体化し、流々の家にご厄介となる。
流々の幼なじみの少年・錬からは疎まれつつも、徐々に人間との交流を深めていく。
7話にしてバトル展開への序章あり。
流々は中学2年生、季節は夏。1話時点は7~8月頃と推測される。
「破壊神マグちゃん」2巻
☆表紙はナプターク&藤沢錬
マグちゃんと流々が親交を深める。
1巻・7話に登場したイズマ・キサラギが速攻で再登場(8話)し、バトルを挑む。
※イズマは13話・16話でもバトルを挑みに来る。
錬の実家であるふじさわ食堂が初登場。
10話にしてナプタークがふじさわ食堂で働き始める。
また、11話には流々や錬が通う中学校が登場。
同級生である悪ガキ唯歌&オカルトマニア桔梗が初登場する。
12話でオカルト研究会が発足。
明言はされていないが、衣替えしているので季節は夏~10月頃まで。
「破壊神マグちゃん」3巻
☆表紙はイズマ・キサラギ&ウーネラス
流々の風邪がうつったマグちゃんを助けるため、流々・錬・イズマ・ナプターク・ウーネラスが共闘。(17話)
ハロウィンを楽しむ(18話)、クリスマス(24&25話)など、季節行事も増えてくる。
ナプタークがプリンを作ったり(18話)、カセットコンロを手に入れたり(19話)と成長著しい。
また、3巻でようやく母親が海外赴任中で父親と死別という流々の家庭環境が明らかとなる。
さらに、25話で新たなる敵の存在がほのめかされる。
そしてマグちゃんが流々のために破滅の力を使うなど、2人の関係がより深いものとなったことが分かる。
季節はハロウィン~クリスマスまで。
「破壊神マグちゃん」4巻
☆表紙は唯歌&桔梗、そしてゾンゼ=ゲ&グ=ラ。
3巻から続くクリスマス回が完結。
正月の初詣(27話)や節分の豆まき(28話)、バレンタイン(30話)など冬のイベントがもりだくさん。
また、28話ではイズマ・キサラギが流々たちが通う中学校に転校してくるという新展開も。
新しい邪神が一気に3体登場し、今まで以上に動きが多い巻となっている。
4巻は全体を通し、敵である新キャラクターの存在がほのめかされ不穏な感じでもある。
季節はクリスマス・正月~冬の終わりまで。
「破壊神マグちゃん」5巻
☆表紙は流々&邪神たち☆
前4巻で邪神ミュスカーからの攻撃を受け、バトルマンガ風になってきた5巻。
かつてマグちゃんを奉っていた混沌教団がミュスカーの手により復活したことが発覚する。
その後も、ミュスカーは花見(37話)などをせっせと邪魔しに来る。
流々たちは中学3年生に進学(39話)。
そんな学校にもミュスカーは刺客を送り込んでくるなど余念がない(40話)。
42話ではウーネラスとミュスカーの邪神同士のバトルが繰り広げられるなど、徐々にバトル展開へと突入していく。
季節は冬の終わり~春まで。
「破壊神マグちゃん」6巻
☆表紙はミュスカー&コピーマグちゃん☆
対ミュスカー編が完結する第6巻。
冒頭から、ナプタークとミュスカーが料理対決をするぶっ飛んだ展開に(44話)。
邪神たちが自らの手で秘密基地を作る(45話)。
また、ジャンプのギャグマンガではなぜかマストのゲーム会も(47話)。
6巻の前半はいつものようにほのぼの展開が続く。
しかし、48話の母親の帰宅&父親の墓参りから対ミュスカー編の最終決戦が開始。
49話は連載一周年の突破記念で見開きカラー(コミックスでは白黒)が掲載。
50~52話にかけて、ミュスカーとの戦いが繰り広げられる。
季節は夏。49話は七夕の話なので、7月ごろ。
「破壊神マグちゃん」7巻
破壊神マグちゃん 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)
☆表紙は藤沢燐&ノス=コシュ☆
3巻から続いていた対ミュスカー編が前6巻で終結し、7巻はほのぼのギャグが帰還。
肝試し(53話)、海の家(54話)、無人島に漂流(55話)など夏を満喫する話が続く。
6巻で登場した第二柱の邪神ノス=コシュが再び登場(56話)。
マグちゃんの眷属・チヌ回(57話)の感動から一転、ナプタークのこち亀回(58話)と落差が激しい。
59~60話では唯歌&桔梗のノスタルジックな友情物語が描かれる。
最後はマグちゃんの孤軍奮闘ぶりを堪能でき7巻は終了。
季節は夏休み~2学期のはじめまで。徐々に秋が深まっている。
「破壊神マグちゃん」8巻
破壊神マグちゃん 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)
☆表紙はセイラ・キサラギ&ニニツィ☆
体育祭に乱入する62話から8巻はスタート。
かつてナプタークが眷属にしたサメやミュスカーがマグちゃんに思いを募らせたりする(63&64巻)。
そして、イズマの妹・セイラと邪神ニニツィが登場(64話)。
68話からはイズマが中心の長編がスタートし、次巻まで続く。
67話の話の美しさは必見。
季節は秋の初めから晩秋まで。
「破壊神マグちゃん」9巻
破壊神マグちゃん 9 (ジャンプコミックスDIGITAL)
☆表紙はマグちゃん&流々ちゃん
イズマ中心の長編が完結。(71話)
のどかなクリスマス編(72話)を経て、最後の長編へ。
ついに第二柱ユピススが登場し、タイムリープが発生。(73話)
邪神たちが力を合わせユピススを説得。
最後に流々の言葉で、時の流れが正常に戻る。(75話)
流々たちの中学校の卒業式(76話)を経て、物語はクライマックスへ(77話)。
季節は晩秋からクリスマス、そして翌春まで。
「破壊神マグちゃん」は第9巻をもって完結しました。
寂しいですが、素晴らしいラストを堪能できたので最高です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。