人間ドラマ

小説

「スキマワラシ」恩田陸 超能力や都市伝説を盛り込んだ、日本らしいファンタジックなミステリー

恩田陸さんの小説「スキマワラシ」の感想です。自分の記憶にないのに、他人の記憶には残っている女のきょうだいの謎。さらに、亡くなった両親の記憶を探っていくうちに、どんどん非日常な世界に入り込んでいきます。幻想的でどこか懐かしい雰囲気のミステリー小説です。
小説

「窓の魚」西加奈子 何かが足りない4人の若者たちが織りなす薄暗い恋愛模様

西加奈子さんの小説「窓の魚」の感想です。2組のカップルである4人の男女が訪れた温泉宿。その温泉宿での様子を、4人の視点それぞれから描く恋愛小説です。さわやかな表紙に思わずだまされた、どんよりした暗さが特徴的です。
人間ドラマ

「アムステルダム」イアン・マキューアン 奇妙な三角関係の末に起こる悲劇とは

イアン・マキューアンの小説「アムステルダム」の感想です。1人の女性が亡くなり、女性の3人の元恋人たちが葬儀に参列。その後、ある写真がきっかけとなり、坂道を転がり落ちるような運命が3人を待ち受けていました。98年度ブッカー賞受賞作です。
人間ドラマ

「アノニム」原田マハ 絵画オークションの裏で暗躍する窃盗団の攻防を堪能できる1冊

原田マハさんの小説「アノニム」の感想です。ジャクソン・ポロックの幻の作品がオークションに出品、その裏では謎の窃盗集団「アノニム」が動いていた・・・。これまでの原田マハ作品にはないスリルあふれるアート×エンターテインメント小説です。
小説

「ムゲンのi」知念実希人 医療・ミステリー・ファンタジーが楽しめる贅沢な1冊!

知念実希人さんの小説「ムゲンのi」の感想です。眠り続ける難病の患者たちを救うため、患者、そして自身の過去と向き合う若き女性医師の奮闘を描いた小説です。幻想的な世界観で本格的な医療ミステリーを堪能できるオススメの1冊。2020年本屋大賞ノミネート作品。
小説

「漁港の肉子ちゃん」西加奈子 少女の視点で描かれる色々な愛の形について

西加奈子さんの小説「漁港の肉子ちゃん」の感想です。漁港の焼き肉店で働く肉子ちゃんとその娘・キクコ。その2人を中心に漁港町の人々を鮮やかに描いた作品です。6月にはアニメ映画も公開予定、読むなら今ですね。
小説

「ファーストラヴ」島本理生 父殺しの娘の話ではない!母と子と『初恋』の物語

島本理生さんの小説「ファーストラヴ」の感想です。美しい女子大学生が起こした父親刺殺事件、その背景にあった家庭の闇とは?娘と母親、そして家族の問題に切り込んだ島本理生さんの直木賞受賞作です。
小説

「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹 少女が少女でなくなるまでを描いた青春小説

桜庭一樹さんの小説「少女七竈と七人の可愛そうな大人」の感想です。遺憾ながら美しく生まれてきてしまった少女・七竈と同じく美しい少年・雪風の心の交流と成長を描いた青春小説です。
人間ドラマ

「旅猫リポート」有川浩 青年と愛猫の切ない旅路の結末とは?

有川浩さんの小説「旅猫リポート」の感想です。青年・サトルとその愛猫・ナナの旅を描いた感動作、猫好きなら涙なしには読み切れない傑作小説です。実写映画化・絵本化もされた人気作は要チェックですよ♪
小説

「夜 は お し ま い」島本理生 どこまでも女性性の苦しみをえぐってくる意欲作

島本理生さんの小説「夜 は お し ま い」の感想です。女性の性の苦しみを容赦なくえぐり見せつけるような小説です。4人の女性がそれぞれ抱える苦しみと、女性たちの苦しみを受け止める神父が指し示す救いとは?
ホームドラマ

「幸福な食卓」瀬尾まいこ 10代少女の視点で描かれる家族、初恋、誰かの支え

瀬尾まいこさん作「幸福な食卓」の感想です。読んだ後、胸がすっと軽くなるような小説でした。バラバラの家族と初恋の行方、支えに似合ってくれる人の存在など、10代少女の視点で描かれる切ない青春小説です。
人間ドラマ

「贖罪」イアン・マキューアン 13歳の少女が犯した罪とそのつぐないの物語

イアン・マキューアン作「贖罪」の感想です。13歳の少女が引き起こした悲劇と、その悲劇によって引き裂かれた恋人の悲恋を描くイギリス小説です。多感すぎる少女の暴力的な正義に戦慄する、圧倒的な人間ドラマでした。
小説

「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこの本屋大賞受賞作!さまざまな家族にリレーされた少女のゴールとは?

瀬尾まいこさんの小説「そして、バトンは渡された」の感想です。家族とは、血のつながりとは、そして幸せとは・・・。何度も変わる親元で育った少女の目線で描かれた、不幸ではない家族のお話です。本屋大賞受賞、圧巻の感動作をお楽しみください。
人間ドラマ

「モダン The Modern」ニューヨーク近代美術館を巡る5つの連作短編集

原田マハさん作「モダン The Modern」の感想です。本作の舞台はモダンアートの殿堂・ニューヨーク近代美術館(MoMA)。MoMAを中心に繰り広げられる人間ドラマを味わえる1冊です。
人間ドラマ

「デトロイト美術館の奇跡」実話がベースの感動作!市民のアートへの愛が起こした奇跡とは?

原田マハさん作「デトロイト美術館の奇跡」の感想です。舞台はタイトルにもあるアメリカ・デトロイト美術館です。そのデトロイト美術館を巡る実話をもとにした感動エピソードが綴られた1冊です。
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