人間ドラマ

小説

「ねこのおうち」柳美里 生まれたての子猫6匹が新しい家族に出会うまで、猫好きにオススメの猫小説

柳美里さんの小説「ねこのおうち」の感想です。母猫を失った6匹の子猫たちが、それぞれ人間の家庭に引き取られていく様子が描かれています。引き取る家族の事情もさまざま。猫と家族たちの物語の結末とは?猫好き・愛猫家は必見の猫小説です。
小説

「燕は戻ってこない」桐野夏生 『代理出産』を巡る代理母・依頼者夫婦、三者の思惑とは?

桐野夏生さんの小説「燕は戻ってこない」の感想です。生活の困窮から代理母になる女性と、代理母を依頼する夫と妻という三者の視点から、代理出産が描かれていきます。基本的に誰もが身勝手、だからこそ面白い。社会問題を痛烈に描いた傑作でした。
小説

「鈍色幻視行」恩田陸 小説『夜果つるところ』と作者・飯合梓に翻弄される人々を乗せたクルーズ船の行き着く先とは?

恩田陸さんの小説「鈍色幻視行」の感想です。呪われた小説『夜果つるところ』に入れ込んだ人々に、小説家・蕗谷梢が取材を申し込みます。取材を通して見えてきた『夜果つるところ』とその作者・飯合梓の正体とは?クルーズ船旅行の悠々とした描写も魅力のミステリーです。
小説

「ハグとナガラ」原田マハ 日常と日常から離れた女2人旅を描いた短編旅小説

原田マハさんの小説「ハグとナガラ」の感想です。大学の同級生であるハグとナガラの旅の様子を描いた連作短編小説です。30、40、50代と年を重ねるにつれ変わっていく日常と、そんな日常から解き放たれる旅の魅力を描いています。
小説

「クロコダイル・ティアーズ」雫井脩介 疑心暗鬼で家族が壊れる様を描いたホームサスペンス

雫井脩介さんの小説「クロコダイル・ティアーズ」の感想です。一人息子が、息子の嫁の元交際相手に殺害される。そんな悲劇に端を発し、一つの家族が疑心暗鬼の中で歪んでいく姿を描いています。義理の両親や義伯母から見た『息子の嫁』の姿とは?結末がある意味怖すぎるサスペンスです。
小説

「夜に星を放つ」窪美澄 星・星座を中心に据えた5編が収録された短編小説【直木賞】

窪美澄さんの小説「夜に星を放つ」の感想です。大切な人を失った・失ってしまう人たちを描いた5つの短編が収録された小説です。本作で直木賞を受賞。星や星座がテーマである、静かで繊細な物語でした。
小説

「やめるときも、すこやかなるときも」窪美澄 なぜ結婚するのか、と問われるような恋愛小説

窪美澄さんの小説「やめるときも、すこやかなるときも」の感想です。過去に囚われ続ける家具職人と、恋愛が上手くできない会社員。2人が出会い、惹かれながら、互いの結婚への障壁に立ち向かっていきます。どことなく優しい雰囲気の、読んでいて救われる小説です。
小説

「ガリバー旅行記」ジョナサン・スウィフト 童話ではない!風刺小説として面白すぎる傑作の新訳版

ジョナサン・スウィフトの小説「ガリバー旅行記」の感想です。船旅の中、小人だらけの国へ迷い込んでしまうという展開が有名な「ガリバー旅行記」の新訳です。小人の国よりももっと風変わりで、大変な目に遭っていくガリバーの奮闘記が描かれます。
小説

「自転しながら公転する」山本文緒 恋愛をしている、けど恋愛だけに集中できない。そんな悩みの行き着く先とは?

山本文緒さんの恋愛小説「自転しながら公転する」の感想です。山本文緒さんにとって最後の長編小説となった、この「自転しながら公転する」。仕事と家庭の悩みに翻弄されつつも、恋人とも一緒にいたい。そんなままならない日常を描いた恋愛小説の傑作です。
小説

「恋愛中毒」山本文緒 どうしてそこまで囚われてしまうのか。恋愛の毒に染まっている、至高の恋愛小説

山本文緒さんの小説「恋愛中毒」の感想です。妻ある男性との恋愛に溺れていく女性を描いた恋愛小説ですが、ただ『不倫がテーマの恋愛小説』というには惜しい、爽やかな毒を浴びられる恋愛小説です。
小説

「ばにらさま」山本文緒 二度読み必至、喪失と爽快が味わえる短編集

山本文緒さんの小説「ばにらさま」の感想です。恋愛や人間関係を描く短編が6つ収録された短編集です。切なさで苦しくなる、読んでいるとそんな喪失感が味わえます。思わず二度読みしてしまう、驚きの仕掛けも魅力の小説でした。
小説

「魔力の胎動」東野圭吾 不思議な力で苦しみから解放する少女を描くミステリー 「ラプラスの魔女」前日譚

東野圭吾さんのミステリー小説「魔力の胎動」の感想です。スキージャンプや野球の選手、事故で大切な存在を失った人たちを、鍼灸師のナユタと不思議な能力を持つ円華が救う、心温まるミステリーです。前作「ラプラスの魔女」の前日譚として、繋がる演出も!
小説

「プラナリア」山本文緒 『働かない』ことと、どこか歪んだ恋愛模様を描く短編集 直木賞受賞作

山本文緒さんの小説「プラナリア」の感想です。何もかも、生きてることも面倒くさくて仕事を辞めた。表題作『プラナリア』のような<働かないこと>をテーマに、恋愛模様を交えて描かれた短編小説です。2000年、第124回直木賞受賞作でもあります。
小説

「夜が明ける」西加奈子 どうして、こんなに理不尽なのか?友人同士の男性2人の人生を描く傑作長編

西加奈子さんの小説「夜が明ける」の感想です。高校時代に出会い、それぞれの人生を歩んでいく男性2人の生き様を描いた小説です。辛く苦しい泥の中でもがくような生活、しかし現代ではありふれた光景でもあります。そんな社会問題も映し出す小説でした。
小説

「嫌いなら呼ぶなよ」綿矢りさ ライトに人の闇を描き出す、ポップな毒々しさ満載の短編集

綿矢りささんの小説「嫌いなら呼ぶなよ」の感想です。闇を抱えた人しか出てこないのに、軽快でポップで読みやすい。明るく人間の毒々しさを描き出す短編集です。
小説

「総理の夫」原田マハ ファースト・ジェントルマンの奮闘と夫婦愛

原田マハさんの小説「総理の夫」の感想です。日本初となる女性総理大臣の誕生、同時に誕生した日本初の『総理の夫』の視点から、政治・夫婦愛を描いた大作です。戦う妻と、妻を支える夫の共闘は必見!2021年に映画化された話題作。
小説

「星のように離れて雨のように散った」島本理生 2020年の夏と『銀河鉄道の夜』

島本理生さんの小説「星のように離れて雨のように散った」の感想です。論文に悩む大学院生が過去の記憶と現在の問題に向き合っていく姿を描いた小説です。世の中が大きく変わった2020年の夏が舞台。『銀河鉄道の夜』が中心に据えられ手います。
小説

「素敵な日本人」東野圭吾 毛色が違う9つのミステリーが収録された短編集

東野圭吾さんのミステリー短編集「素敵な日本人」の感想です。お正月にバレンタイン、雛祭りにクリスマスなど、季節の行事にまつわるミステリー4編と、やや特殊な設定を含むミステリー5編が収録された9つの短編が一冊で楽しめます。
小説

「レジェンドアニメ!」辻村深月 「ハケンアニメ!」のスピンオフ短編集

辻村深月さんの小説「レジェンドアニメ!」の感想です。前作「ハケンアニメ!」から8年弱、待望の続編がスピンオフとして登場しました!おなじみの登場人物のその後や裏側、書き下ろしも収録された読み応え抜群の一冊です。
小説

「ハケンアニメ!」辻村深月 アニメの『覇権』を目指す女性たちの戦いを描いた痛快お仕事小説

辻村深月さんの小説「ハケンアニメ!」の感想です。映画化もされた大人気作。アニメーション業界をプロデューサー・監督・アニメーターという三者の視点から、それぞれ描いたお仕事小説です。好きなものを仕事にすることの誇りと苦労がしっかり描かれています。
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