ミステリー

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「火喰鳥を、喰う」原浩 平和で幸せな世界が侵される怖さ!衝撃的すぎるデビュー作

原浩さんのホラー小説「火喰鳥を、喰う」の感想です。墓石から名前が削り取られ、戦死した大伯父の日記が返ってくる。そんな出来事がきっかけに、主人公の平穏な世界が浸されていく恐怖が描かれています。結末まで読むと、また違った怖さが表れるしかけにも注目です。
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「アリス殺し」小林泰三 夢と現実のリンクによって死が迫る!伏線に騙され続ける不思議な本格ミステリー小説

小林泰三さんの小説「アリス殺し」の感想です。毎夜、不思議の国の夢を見る女子大生。夢の住人と現実の身近な死のリンクに気付いた彼女は、自分の身を守るため事件の解決に挑みます。連続殺人犯は誰なのか?伏線と意外な真相に衝撃を受ける異質な本格ミステリーです 。
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「魔力の胎動」東野圭吾 不思議な力で苦しみから解放する少女を描くミステリー 「ラプラスの魔女」前日譚

東野圭吾さんのミステリー小説「魔力の胎動」の感想です。スキージャンプや野球の選手、事故で大切な存在を失った人たちを、鍼灸師のナユタと不思議な能力を持つ円華が救う、心温まるミステリーです。前作「ラプラスの魔女」の前日譚として、繋がる演出も!
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「美しき凶器」東野圭吾 罪を犯した悪人たちを美しい悪が追い詰める!初期のサスペンス小説・新装版

東野圭吾さんのサスペンス小説「美しき凶器」の感想です。隠したい過去のため殺人に手を染めた元アスリートたちが、復讐に燃える『彼女』によって追い詰められていきます。サスペンスフルな展開で一気読み必至、東野圭吾さんの初期作です。
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「濱地健三郎の呪える事件簿」有栖川有栖 心霊探偵の世界もコロナ禍に見舞われるシリーズ3作目

有栖川有栖さんのミステリー小説「濱地健三郎の呪える事件簿」の感想です。『濱地健三郎』シリーズ3作目はコロナ禍の2020年が舞台。生活様式の変化により発生した新たな怪異との対峙が描かれます。連作短編6話が収録。
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「マツリカ・マハリタ」相沢沙呼 シリーズ2作目、爽やかでコケティッシュな学園ミステリー

相沢沙呼さんのミステリー小説「マツリカ・マハリタ」の感想です。『マツリカ』シリーズの2作目。高校2年生となった柴山と安楽椅子探偵・マツリカが学校で起きた不可解な事件の解決に挑みます。青春ミステリーらしい切なさも魅力です。
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「栞と嘘の季節」米澤穂信 青春ミステリーシリーズ2作目!学校で起きた毒殺未遂事件の真相とは?

米澤穂信さんのミステリー小説「栞と嘘の季節」の感想です。一冊の本に挟まれた押し花の栞。その栞を巡って、学校中を揺るがす事件が起こります。高校生の堀川・松倉コンビは事件を解決できるのか?「本と鍵の季節」に続くシリーズ2作目の長編です。
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「いけないⅡ」道尾秀介 文章と写真から読者が推理する体験型ミステリー2作目

道尾秀介さんのミステリー小説「いけないⅡ」の感想です。小説と各章ラストページに掲載された写真から読者が推理できる、体験型ミステリー第二弾が登場!行方不明の姉を探す女子高生や肝試しでドッキリを仕掛ける小学生、息子を殺した父親、そして事件解決を目指す刑事の祈りは通じるのか?
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「いけない」道尾秀介 巧みな文章と絵・写真から読み解く真相とは?新感覚の傑作ミステリー

道尾秀介さんのミステリー小説「いけない」の感想です。文章で読者をだまし、ラストページの絵・写真で真実を突きつける。新しいジャンルのミステリーが誕生しました。ネタバレなし・ネタバレあり(解説)の2通りからご紹介しています。
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「兇人邸の殺人」今村昌弘 安楽椅子探偵と助手の奮闘が描かれるシリーズ3作目

今村昌弘さんのミステリー小説「兇人邸の殺人」の感想です。屍人荘、魔眼の匣に続くシリーズ3作目が登場!不気味な屋敷に侵入した比留子と葉村が遭遇した怪異の正体とは?超常現象と殺人事件に一度に見舞われる過酷な状況をどう切る抜けるのか、必見の1冊です。
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「犯人のいない殺人の夜」東野圭吾 デビュー当時の短編7作が収録の短編集・新装版

東野圭吾さんの短編集「犯人のいない殺人の夜」の感想です。東野圭吾さんがデビュー直後に書いた7短編が収録されたミステリー短編集です。青春ものや物理トリック、倒叙ミステリーなど、様々なミステリーが楽しめる贅沢かつ手軽な1冊でした。
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「ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人」アガサ・クリスティ ミス・マープル初長編が新訳で登場

アガサ・クリスティの長編ミステリー小説「ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人」の感想です。名探偵として名高い『ミス・マープル』にとって初めてとなる長編が新訳で登場!平和な村で起きた難解な殺人事件を独自の推理で解決します。
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「素敵な日本人」東野圭吾 毛色が違う9つのミステリーが収録された短編集

東野圭吾さんのミステリー短編集「素敵な日本人」の感想です。お正月にバレンタイン、雛祭りにクリスマスなど、季節の 行事にまつわるミステリー4編と、やや特殊な設定を含むミステリー5編が収録された9つの短編が一冊で楽しめます。
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「探偵は壊れた街で」サラ・グラン 災害の爪痕が残る街を舞台にクールな探偵の活躍を描くハードボイルド・ミステリー

サラ・グランさんのミステリー小説「探偵は壊れた街で」の感想です。ハリケーンにより大きな被害を受けたニューオーリンズを舞台に、クールでタフな女探偵・クレアの活躍を描くシリーズ第1作です。社会問題に切り込んだ、ハードボイルドな1作となっています。
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「硝子の塔の殺人」知念実希人 本格ミステリーを心ゆくまで堪能できる予測不可能な傑作

知念実希人さんのミステリー小説「硝子の塔の殺人」の感想です。とにかく衝撃がスゴい、とにかく面白い、ミステリー好きのためのミステリー小説です。外界との行き来ができない硝子の塔で起こる連続殺人。難事件に名探偵と助手が挑みます。
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「寄宿学校の天才探偵3」モーリーン・ジョンソン 三部作がついに完結!過去・現在の事件すべての解決編

モーリーン・ジョンソンさんのミステリー小説「寄宿学校の天才探偵3 事件を解き明かすときがきた」の感想です。三部作の完結編、過去と現在の事件の謎がすべてスッキリ解決します。
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「寄宿学校の天才探偵2」モーリーン・ジョンソン 副題『エリンガム最後のメッセージ』の意味とは?三部作の2作目

モーリーン・ジョンソンさんのミステリー小説「寄宿学校の天才探偵2 エリンガム最後のメッセージ」の感想です。過去の事件の全貌が見えてくる一方、現代ではさらなる悲劇が!探偵スティヴィは事件の真相に辿り着くのか?三部作の2作目です。
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「寄宿学校の天才探偵」モーリーン・ジョンソン 80年前の未解決事件と現在の新たな事件、三部作はじまりの1作目

モーリーン・ジョンソンさんの小説「寄宿学校の天才探偵」の感想です。 アメリカの寄宿学校で80年前に発生した未解決の誘拐・殺人事件。 その謎に入学したての少女・スティヴィが挑む学園ミステリーです。 「寄宿学校の天才探偵1」基本情報 作者:モーリーン・ジョンソン(Maureen Johnson) 訳者:...
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「殺人現場は雲の上」東野圭吾 スチュワーデスABコンビが事件を解決していくコメディミステリーが新装版で登場

東野圭吾さんの小説「殺人現場は雲の上」の感想です。聡明で有能なエー子と、おっちょこちょいだけど憎めないビー子。そんな2人が不可能殺人や赤ちゃんの忘れ物など、奇妙な謎を次々解決していくミステリーです。気楽に読めるコメディミステリーを探している方にオススメ!
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「ブルータスの心臓」東野圭吾 完璧だった殺害計画の綻びから始まる犯罪ミステリー

東野圭吾さんの小説「ブルータスの心臓」の感想です。社長令嬢との婚約を手に入れるべく、持ちかけられた遊び相手の女性の殺害計画に乗った主人公。しかし完全な犯罪計画にほころびが生じ、事態は思わぬ方向へと進みます。伏線がキレイに集約するラストは必見です。
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