ミステリー

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「11文字の殺人」東野圭吾 新装版で登場!連続殺人の真相に女性推理作家が挑むミステリー

東野圭吾さんの小説「11文字の殺人」の感想です。恋人が殺され、その関係者も1人、また1人と殺される連続殺人が発生。女性推理作家の『あたし』がその連続殺人の真相に迫ります。事件の契機となった事故の真実とは?初版1987年の初期作が新装版で登場です。
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「本と鍵の季節」米澤穂信 男子高校生コンビが謎を解決していく青春ミステリー

米澤穂信さんのミステリー小説「本と鍵の季節」の感想・あらすじです。図書委員である男子高校生2人が謎を解決していく『日常の謎』系ミステリーです。学園ものの爽やかさがある一方、切なくほろ苦い結末にも注目したい1冊でした。
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「むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。」青柳碧人 『探偵』が活躍するシリーズ第3弾!

青柳碧人さんのミステリー小説「むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。」の感想です。かぐや姫・おむすびころりん・わらしべ長者・さるかに合戦・ぶんぶく茶釜をモチーフとした世界で発生する血なまぐさい殺人事件を探偵が解決していく、昔話本格ミステリー第3弾です。
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「薔薇のなかの蛇」恩田陸 イギリスの館で起きた凄惨な殺人事件の真相とは?『理瀬』シリーズ最新作

恩田陸さんの小説「薔薇のなかの蛇」の感想です。イギリス貴族の館の敷地で惨殺された死体が発見され、続いてさらに凄惨な事件が発生します。館が混乱を極める中、日本から来た不思議な美女・理瀬が暗躍していきます。『理瀬』シリーズ8作目となるゴシックミステリーです。
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「仮面病棟」知念実希人 病院で立てこもり事件が発生、犯人の目的と病院の秘密とは?医療サスペンス×ミステリー

知念実希人さんの小説「仮面病棟」の感想です。夜の病院が銃を持ったピエロマスクの犯人に占拠され、主人公は他の医師・看護師らと人質になってしまいます。犯人との攻防の中、主人公は病院に隠された『ある秘密』を知ってしまい・・・。一気読み必至もうなずける、医療サスペンスです。
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「闇祓」辻村深月 人と人との身近な恐怖と、闇を祓う者が対峙するホラー小説

辻村深月さんのホラー小説「闇祓(やみはら)」の感想です。関わった人たちに闇を振りまきどんどん不幸にしていく人たちがいる。そんな現実にも起こりうる身近な恐怖と、その恐怖を祓う少年の姿を描いたホラー小説です。想像以上に怖すぎる傑作でした。
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「きのうの世界」恩田陸 1人の男性の死が町に隠された謎を呼び起こす、恩田陸ワールドのミステリー

恩田陸さんの小説「きのうの世界」の感想です。町に住み着いていたよそ者の男性がある日不審な死を遂げ、町を騒がせます。その死を呼び水に新たな訪問者が現れ、さらに町に隠された大きな謎が明らかとなっていきます。幻想的な恩田陸ワールドで紡がれるミステリーです。
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「白鳥とコウモリ」東野圭吾 被告人の息子・被害者の娘が手を組み事件の真相に辿り着く傑作ミステリー

東野圭吾さんの小説「白鳥とコウモリ」の感想です。30数年前の事件の犯人であることを隠すため、新たな殺人を犯したと告白した男性。しかし、事件の関係者たちはその告白に微かな違和感がありました。被告人の息子・被害者の娘のバディによって明らかになる2つの事件の真相とは?
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「危険なビーナス」東野圭吾 コメディタッチで描かれる『遺産争い×医療』ミステリー

東野圭吾さんの小説「危険なビーナス」の感想・あらすじです。弟が失踪し、弟の婚約者とその行方を捜すことになった獣医師が、遺産争いや過去の事件に巻き込まれていくミステリー小説です。名家の資産争いだけでなく、医療ミステリーとしても楽しめる1冊でした。
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「虚ろな十字架」東野圭吾 過去に背負った罪と今の事件のつながりを通して見えた真実とは?

東野圭吾さんの小説「虚ろな十字架」の感想です。離婚した元妻が殺害され、すぐに犯人は逮捕。しかし、犯人の犯行・動機には不可解な点が多々あった。主人公・中原は元妻殺害事件の真相を探るうちに、過去に起きたある『事件』とのつながりを見つけます。悲劇の連鎖の結末とは?
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「黒と茶の幻想」恩田陸 4人の男女が過去の『美しい謎』と向き合う長編ミステリー

恩田陸さんの小説「黒と茶の幻想」の感想です。大学の同窓生で38才の4人の男女が、旅先でそれぞれの過去と向き合い、謎だった出来事の真相を解き明かしていきます。恩田陸さんの文章で雄大な自然の風景を味わえるミステリーとして傑作です。
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「マツリカ・マジョルカ」相沢沙呼 妖艶な少女×孤独な少年が学校の事件を解き明かす学園ミステリー

相沢沙呼さんの小説「マツリカ・マジョルカ」の感想です。魔女のような少女と孤独な少年が出会い、高校で起こる不思議な出来事の真相を解き明かしていく学園ミステリーです。爽やかさは残しつつ、ハードなテーマを取り上げている意欲作でもあります。
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「透明な螺旋」東野圭吾 人間ドラマ中心、科学トリック控えめの『ガリレオ』シリーズ第10弾

東野圭吾さんの小説「透明な螺旋」の感想です。ドラマ・映画化された大人気シリーズ『ガリレオ』10作目である本作。探偵・湯川の過去と、ある殺人事件が絡み合う、人間ドラマを堪能できる1冊です。ガリレオ初心者も、シリーズファンも楽しめます。
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「麦の海に沈む果実」恩田陸 孤立した学園の不思議と次々起こる事件、その結末とは?

恩田陸さんの小説「麦の海に沈む果実」の感想です。湿原に囲まれ孤立した学園。その学園に季節外れに転校してきた少女・理瀬に学園の不思議が襲いかかります。すべてが伏線、と言っても過言ではない、圧倒的な学園ミステリー小説です。
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「パーカー・パイン事件簿」アガサ・クリスティー 『不幸』を解決する異色の探偵ミステリー

アガサ・クリスティーのミステリー小説「パーカー・パインの事件簿」の感想です。『幸せでない方はぜひ相談を』という新聞広告に導かれ事務所を訪れる悩める人々。そんな人々の不幸をパーカー・パインが解決していく委嘱ミステリーです。旅先で遭遇する事件たちも華麗に解決していきます。
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「クスノキの番人」東野圭吾 クスノキへの祈りが繋ぐ人々の思いとは?感動のファンタジー×ミステリー

東野圭吾さんの小説「クスノキの番人」の感想です。クスノキへ『祈念』のために訪れる人々、そんな祈り人々を見守る青年の心の成長を描いた小説です。クスノキへの祈念とは何なのか?祈念に隠された家族のストーリーを堪能できる1冊です。
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「エラリー・クイーンの新冒険」エラリー・クイーン 名探偵の推理が冴える短編集2作目

エラリー・クイーンのミステリー小説「エラリー・クイーンの新冒険」の感想です。前作「冒険」に続き、傑作ぞろいの中編1編+短編4編(冒険4・スポーツ4)が収録された短編集です。テキストが異なり飽きない魅力がつまった1冊でした。
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「エラリー・クイーンの冒険」エラリー・クイーン 名探偵の推理を堪能できる11短編の新訳版

エラリー・クイーンのミステリー小説「エラリー・クイーンの冒険」の感想です。名探偵エラリー・クイーンが11もの事件を次々と解決していく短編集です。クイーン初心者にも読みやすい短編が、新訳版で登場。サクサク読める古典ミステリーの傑作です。
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「雷神」道尾秀介 誤解が重なり複雑になった事件の真実とは?作者渾身の社会派ミステリー

道尾秀介さんの小説「雷神」の感想です。30年前と15年前の事件が重なり合うとき、主人公は辛い真実と向き合うことになります。いくつか誤解と善意、悪意が重なり複雑な様相を映し出す、山中の田舎町が舞台の社会派ミステリーです。
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「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」青柳碧人 昔話ミステリー第2弾!舞台は西洋童話たち

青柳碧人さんの小説「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」の感想です。西洋童話の世界で起こる殺人事件に、探偵・赤ずきんちゃんが挑みます。昔話パロディにして本格ミステリーシリーズの第2弾!
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